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2024.03.19 3051

【福祉×伝統工芸】発達障がいの強みを活かすノベルティ商品開発。アートディレクター

株式会社Kaien

この求人のキーワード:

自立的に動く・大人な組織 それぞれが自分らしく暮らせる社会 個人の可能性が開花する 教育・こども 福祉・社会的包摂 ものづくり ソーシャルビジネス・NPO

障がい者が伝統産業に携わる「伝福連携」の課題をビジネス視点で洗い出し、新たな仕組みを作ったKaienの新規事業「DenPuku」。商品化までの企画・仕組み作り、業務フロー作り、完成までのディレクションを担当するアートディレクターを募集します。

私たちの仕事について

●最も難しい障害といわれる発達障がい。その中で職業訓練参加者の8割が就職。
福祉を科学し、彼らが活躍できる未来を描く。

Kaienには、小学生から大人まで定期的に1000名以上が通っています。
私たちは、教育事業、就労支援事業、人材紹介事業を通じて、
こどもたち・若者たちが、自己理解を深め、社会とつながり、
活躍することをサポートしています。

そして、もう1つ大切にしているのは、しっかりと持続可能な収益を確保し、
資本主義の中で、選ばれ、広がる取組みであることです。
このような事業は、これまで社会にない仕事であり、まったく新たな挑戦です。

発達障がいは、特性が様々であり、画一的な方法論が通用しないと言われてきました。
Kaienは、その常識を覆し、ある程度画一化したプログラムの中で各人の力を見極め、
弱みを見えづらくし、強みを浮き立たせることに取り組んでいます。
医学的には「弱み・欠点」と捉えられている特性も、資本主義社会の中では、
特性を上手く際立たせることができれば「強み・戦力」として活かすこともできます。
それをとことん信じていることがKaienの特徴です。

加えて、コミュニケーションの方法の違いを論理的に職場へ説明し、
定量的・構造的なコミュニケーションやタスク管理の手法の導入をサポートします。
それにより、発達障がいを抱える方も、そうでない一般社員も、
みなさんにとってシンプルでわかりやすい管理が可能となるのです。
働く環境が整うことで、定着率は9割を越えています。

●求む!ビジネス視点の新しい「伝福連携」で商品化までの仕組み作りを担う人

「伝福連携」とは、障がい者が伝統産業に携わる仕事のこと。伝統産業の後継者不足と就労者の安定した就業率や工賃アップなど課題解決の可能性が期待される形で、近年導入する企業が増えています。

一方で、なかなか思うような成果を出せず、頭を悩ます企業も多いのが現状です。
また、Kaienとしては、発達障がいを持つ人の就業の7割がIT系の企画職やその補助業務などに就くことができている一方で、3割が軽作業に従事している状況です。その3割の従事者も、デスクワークは得意でなくても、手仕事など、他の分野では得意なことがある。そこに対して、より彼らにとって良い仕事が他にありうるのではないかと、課題に感じていました。2021年3月、民間企業の法定雇用率が2.2%から2.3%へ引き上げられたことも合わせて、新たな解決策が求められています。

そんな実態を踏まえて、Kaienではビジネス視点を活かした「伝福連携」の仕組みに挑戦します。

発想力の豊かさや着眼点の鋭さなど、発達障がいを持つ人たちが、強みを活かしながら伝統工芸の職人を目指す「DenPuku」です。

特徴は、最初から職人を目指して難易度を上げるのではなく、企業のノベルティ作成を目的とし、技術を一つひとつ業務として分けたこと。働く人ができる業務から取り組み、無理なく技術を身に付け、コツコツと強みを引き出しながら職人として成長することが可能です。

また、内職型の働き方を実現することで、障がいを持った人は自分のペースで業務を進めることができます。人間関係に苦手意識がある人も、自宅でじっくりと仕事ができることでストレスの軽減にもつながり、目標達成への意欲がより高まることが期待できます。

「DenPuku」は、発達障がいの強みを活かすKaienの事業でも、マニアックでしぶとく続けることが必要な仕事です。道のりは決して平たんではなく、困難な状況も覚悟して始める挑戦であり、社会実験です。

目指すのは、「DenPuku」発の好事例を増やし、手作業が得意な人たちの仕事の選択肢を広げること。同時に、障がい者雇用の課題を解決していくことです。

今回、募集するアートディレクターの方には、「DenPuku」の商品となるノベルティの企画から業務フロー作り、商品完成までの仕組み作りとディレクションを担っていただきます。

後に続く人や企業が増え、この事業が世に広がっていく予想図を現実にするために力を貸してください。

商品開発やディレクション経験者、また障がい者雇用の問題に関心ある方、この仕事にチャレンジしたいと意欲が湧いた方、応募をお待ちしています。

※こちらの求人情報は、NPO法人ETIC.の人材紹介サービスによって募集している案件です。面談などはETIC.コーディネーターも担当いたします。あらかじめご了承ください。

募集要項

テーマ 教育・こども 福祉・社会的包摂 ものづくり
職種 クリエイティブ プロデューサー 企画・商品開発・プログラム設計
雇用形態 正社員
組織形態 営利企業
その他のキーワード ソーシャルビジネス・NPO
期待する成果

・伝統産業で発達障がいの強みを活かした仕事を実現し、当事者が活躍できる場を増やす。
・発達障がいを抱える個人、企業、資本主義社会それぞれの長所を生かし、障がいを抱えている人も活躍できる社会をつくる。

対象人材像

・発達障がいの強みを仕事によって世の中に示したいというミッションに共感し、実現に想いをもって取り組むことができる。
・ビジネスマインドを持ち、事業として取組みを広げていくことができる。
・これまでにないこの挑戦に、ワクワクする。
・チームで成果をあげることを大切にし、メンバーと高めあえる。

応募資格

・発達障がいの強みを仕事によって世の中に示したいというミッションに共感する人
・発達障がいを持つ人や障がい者の雇用問題に関心がある人
・PCレベル(メール、MSオフィス、クラウド)
※国内で拠点が多く、ITツールを使った事業管理・コミュニケーションが多いため、基礎的なITリテラシは必須です。

歓迎条件

・商品企画・ディレクションの経験
・美術大学で学んだ経験

新卒エントリー
NG
未経験者エントリー
OK
勤務地の住所

東京都新宿区西新宿6-2-3 新宿アイランドアネックス2階

勤務地の詳細

都内近郊拠点(秋葉原・代々木・新宿など)
一部リモート勤務可

勤務形態

一部リモート勤務OK

勤務時間

9時〜18時(標準労働時間は8時間です)

給与

年収 3,360,000円〜4,440,000円

給与詳細

※3か月間試用期間あり
賞与は、高評価の一部社員に対して年1回支給

福利厚生

交通費支給
各種社会保険完備

受動喫煙防止対策

屋内完全禁煙

休日・休暇

週休2日制(週末勤務 月1程度)、祝日、夏季、年末年始、有給、慶弔、特別休暇

職場の雰囲気

フラットでオープンな組織です。
評価は360度評価。評価会議にも、一定の基準を満たすと参加が可能です。
みんなでつくった「行動指針」を大切にしており、行動指針にそったMVPを投票する制度もあります。選出理由などの対話から、自分たちの文化をUPDATEしていく場でもあります。

選考プロセス

応募フォームから必要事項を送信

書類選考

ETIC.担当コーディネーターによる面接

株式会社Kaien採用担当者による面接

※こちらの求人情報は、NPO法人ETIC.の人材紹介サービスによって募集している案件です。書類選考や面接などは、株式会社Kaienの採用担当者のほかETIC.コーディネーターも担当いたします。あらかじめご了承ください。

※面接回数や面接方法はご応募いただいた方の居住地やインターネット環境などを考慮し、調整させていただきます。

代表者メッセージ

代表取締役 鈴木慶太

当社は「発達障害の人に翼を授ける」会社ではなく、「企業や社会に発達障害の翼を授ける」のが目的です。いま当社が行っている就労支援事業(就労移行支援、生活訓練、発達障害の学生向けのガクプロ)や教育事業(放課後等デイサービス)は目的を果たすための手段といえますので、時代によって次々に新しい手を、新しい解決策を繰り出していく必要があります。ただの福祉、ただのお金稼ぎではない、一見弱者に思われる人たちの強みを上手に引き出していく面白みをマネタイズしていく会社です。当社の、そして社会の動力になってくれる方のご応募をお待ちしています。

[プロフィール]

長男の診断を機に発達障害に特化した就労支援企業Kaienを2009年に起業。これまで1,000人以上の発達障害の方の就労支援に現場で携わる。日本精神神経学会・日本LD学会等へ登壇や『月刊精神科』、『臨床心理学』、『労働の科学』等の専門誌への寄稿多数。文科省の第1・2回障害のある学生の修学支援に関する検討会委員。著書に『親子で理解する発達障害 進学・就労準備のススメ』(河出書房新社)、『発達障害の子のためのハローワーク』(合同出版)、『知ってラクになる! 発達障害の悩みにこたえる本』(大和書房)。元NHKアナウンサー、東京大学経済学部 2000年卒・ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院 2009年修了(MBA) 。

コーディネーターからの推薦コメント

NPO法人ETIC. 腰塚志乃

一番のやりがいは、発達障がいの強みと伝統工芸の技術をかけあわせ、新しい仕事の仕組みを作ること。さらにそれを障がい者雇用の課題の解決につなげることです。まだまだ新規事業立ち上げのフェーズなので、馬力や試行錯誤も必要です。この事業が持つポテンシャルはとても大きく、これから多くの若者たちの未来を変える可能性を有していると感じています。ぜひ力を貸してください。

企業・団体概要

  • 設立: 2009年09月
  • 代表者名: 鈴木慶太
  • 従業員数: 155名
  • 従業員数の詳細: スタッフ総数334人 (2022年10月現在)
  • 資本金:
  • 事業内容: 発達障害(広汎性発達障害、ADHD、自閉症スペクトラム、アスペルガー症候群等)の方に特化した
    1. 人材サービス事業(人材紹介、人事コンサルティング)
    2. 就労支援事業(大人の発達障害者向け「就労移行支援事業」、学生向け「ガクプロ、相談支援事業)
    3. 教育事業(お子様向け「TEENS」)
    4. その他 (啓発事業など)
  • WEB: https://www.kaien-lab.com/
  • 住所: 東京都新宿区西新宿6-2-3 新宿アイランドアネックス2階
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