なぜ1年生という時期にインターンをやろうと思ったのですか?
もともと、ビジネスという手段、フィールドこそが大きく世界を動かす原動力に違いない、自分もその中の強力な歯車になって世界で活躍したいぜ!多くの人や社会の役に立てるデカイ人間になりたいぜ!と思っていました。が、当時の自分となりたい自分との大きなギャップに気付き、「修行をしよう!」ということでインターンをやろうと決意しました。一年生という時期を選んだ、というよりも思い立ったが吉日だと思っているので、思い立ったのがたまたま大学一年生の時だった、という理由です。
なぜ、数あるチャレンジの選択肢の中からインターンを選んだのですか?
これなら成長できる!と思えた最初の出会いがインターンだったからです。
インターンと学校との両立はどのようにしましたか?
授業に関しては最低限、とれる範囲の単位に留め、インターンに力を注ぎました。大学の友人と比べると数は少ないですが、高い授業料を払って内容を理解せずに単位だけとることがもったいなくて嫌でしたし、インターンには集中して取り組めたので良いやり方をしたと思っています。このようなやり方ができたのは、大学一年からインターンを始めたことが大きかったと思います。一年生という時期に沢山の単位を取得しなくても、まだまだ大学生活長い!と思い切りよく棄権できました。(笑)
インターン先を選んだ決め手はなんですか?
かっこよく言うと、99%の直観でと1%の論理で決めました。インターンでは、新規事業という仕事が、仕事の産みの苦しみや喜び、0から1を創る感動を味わえる、最も自分が鍛えられる仕事だと思っていたので、新規事業をやらせてもらえるインターン先で働きたいと思い、ETIC.をたずねました。そこでコーディネーターの方からイデアインターナショナルを紹介していただいた際、面白そう!ここなら成長できる!と感じたので、イデアインターナショナルに決めました。私は優柔不断で中々物事を決断できない時があるので、何かを決断する際には、直感で惹かれたいくつかの選択肢を、自分の目的や条件と照らし合わせ、論理で消去し、最終的に残った選択肢の中で自分の心が最も反応するものに決めるという、その名も「直感論理直感のフレームワーク」というそのまんまの名前の手法を使っています。(笑)インターン先の選択もそのフレームにあてはめて考えました。多分5分くらいで決断したと思います。
インターンではどのような仕事を行いましたか?
経営戦略部という部署で、経営戦略の策定、新規事業の立案・サポートを行いました。店舗や商品の売り上げを分析してレポートにしたり、新しい店舗や新しい企画がどこからともなくやってくるので、それを部署内でアイディアを出し合って企画書にまとめたり、マーケティングリサーチをしたりしていました。また、店舗での仕事や他の事業部の仕事にも関わらせてもらったので、店舗での接客をしたり、ECサイトの商品紹介を書いたりもしていました。インターン生でやっていたプロジェクトもありましたね。経営戦略部という会社の全体に関わる部署に属し、他の事業部の仕事にも関わらせていただくことで、会社全体がどのように動いているのか体感することができました。
インターンを通じて得たことはなんですか?
本当にたくさんのものを得ることができました。企画力、思考力、コミュニケーション力、プレゼン力などのスキル面での力や、最後まで諦めずに努力すればできないことはないという自信、今の自分は未熟さMAXだけど、前進し続ければ今できなくてもいつかできるようになるということにわくわくできるマインド、なりたい自分像、などなど。あげればきりがありません。また、インターンをしたことがきっかけでインターンシップフェアの運営に関わり、そこで一緒にフェアをつくった同じインターン経験者の仲間や、会社の先輩方やETIC.コーディネーターの飛鳥さん・内野さんなどの良き人生の先輩と出会えたことも、インターンをやったことで得たかけがえのない財産です。
インターンを1年生という早い段階で経験したことで広がった可能性や、
その後の学生生活への影響はありますか?
私の人生をカミングアウトすると、私は勉強を全くせず問題を起こしまくる、だめだめ高校生だったので受験に挑むも浪人し、そこで自分のだめさにめちゃくちゃ落ち込み失望していました。大学も志望していた大学には進学することはできず、すっかり自分に不信感を抱くようになり、ぼけーっと大学に進学しました。ほんとうにぼけーっとしていたんです。登校初日から遅刻するし、入学式にも参加しませんでした。そんなだめだめ大学生が、東京で、たくさんの素晴らしい人やものを知り、ちょっとずつやる気を取り戻し、ETIC.と出会うことができ、良いインターン先に恵まれ、たくさんの人に助けてもらいまくり、自分の限界と向き合って真剣に仕事に取り組ませてもらうことができた。
今思うと、私にとってインターンをしていた一年間は、リハビリだったのだと思います。インターンをしたことで得たもの、広がった可能性はたくさんあるし、就活の役に立ったか?と言われれば役に立ちました。学生生活に与えた影響はとても大きいです。だけどそんな狭い範囲での話というより、私の人生にとって、自信とか、希望とか、可能性とか、色んな大切なものを取り戻すことができて、本気で自分の人生と向き合おうと思えるようになった、そんな大切な一年間だったと思います。
質問からそれてしまいましたが、本気を出して生きるのは、早ければ早いほどいいということを実感しています。大学一年生からインターンをしたことで、その後の大学生活でそこに気づけて生活できたことは人生の可能性を大きく広げたと思います。学生生活への影響は、具体的には「仕事のまわしかた&チームで何かを成すための方法」を肌感覚で学べたことが大きかったです。ゼミの活動にしろ、サークル活動にしろ、どうすれば期間内に、リソースを最適に分配して、目標を達成できるのか、論理的に計画を立てて行動することが楽にできるようになりました。
インターンが大吉さんの人生に与えた影響は何ですか?
たくさんの良い影響を与えていただきましたが、中でも一番大きな影響は、インターンを始める際、自分の中で3つの目的(1)会社の仕組みを知る、(2)経済学がビジネスの場とどう関係し合っているか学ぶ、(3)自分の長所や短所を知り、長所を伸ばし、救いようのある短所は改善し、救いようのない短所は長所でカバーできるよう努力する)を 決めていました。しかしインターンを始めて数カ月たったある時、会社の目的と自分の目的を合致させたとき、自分は本当に成長できるのではないか、と思い、それからは自分の成長について細かく考えることなく、とにかくどのようにして会社の目的を達成するかを自分の目的に変えたんです。そこから、組織の目的に自分の目的を合わせることが結果として自分の成長になると思える組織にいる時、人は本当に成長する ということを学びました。パラダイム転換でした!これからもそのような場所で生きていきたいと思っています。
大吉さんにとって、「仕事」とは何ですか?
仕事とは、の問いに答えられるほど自分はまだ仕事を分かっていません。これからの長い人生、仕事というフィールドを通じて夢を叶え、周りの人たちを幸せにし、社会に良い影響を与えられるよう、努力していきたいです。と言いつつも恐縮ですが生意気に自分にとっての仕事という存在について思いをのべさせていただくと(笑)、仕事とは、遊びです。楽しくて楽しくて仕方ない。気づいたらやってしまう。とにかく面白い。 笑いが絶えない。なければ生きられない。大学を卒業して社会人になってからも、死ぬまでずっとそんな気持ちで働いていきます!
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