DRIVEインターン大学1・2年生からはじめる本気のインターンシップ

自分のキャリアを考える上での、指針を得ることが出来ました。

白井僚さん

大学・学年(インターン当時):慶應義塾大学2年

インターン先:NPOカタリバ

インターン期間:2013年2月〜2013年10月末まで

仕事内容:広報・ファンドレイジング

Q.なぜ1年生、2年生という時期にインターンをやろうと思ったのですか?

中高大と付属校で、エスカレーターに乗って生きてきた僕にとって、時間は有り余るほどありました。多くの人が経験する「大学受験」という目前の目標がない中、中高時代はのんびりと過ごしてきました。しかし、高校生活終盤、ヒマで恵まれた環境に飽きました。そこから大学1年の末頃まで、「自分は何が好きか?」そんな根本的なことを理解するために、色々と手を出しました。サークルに3つくらい入り、アルバイトは10種類くらい経験しました。しかし、どれにも熱中することは出来ませんでした。

大学1年の末に、転機がありました。有志の仲間でほぼ0からWEBサービス・iosアプリを作り始めました。大学生の生活を変える!という想いで、趣味や興味ベースで人々がつながることの出来るサービスを作っていました。モノが出来てもユーザーを集めるスキルがなかったり、メンバーが2人だけになったりしましたが、大学2年の秋頃まで取り組みました。結局、思うような結果は出ませんでしたが、そこで感じた一番大きなことは、「想いを原動力として、0から人や社会について考え、行動することの楽しさ」です。その後、次に取り組むことを探す際に、今までの自分の人生を徹底的に振り返りました。

「何が好きか?」を探してきた大学生活。既存のコミュニティに縛られずに、好きなことベースでつながる方が面白い!という想いを原動力に取り組んだサービスの企画・開発。試行錯誤の大学生活前半でした。考え抜いた先にボンヤリと、自分が「好き」なのは、人や社会に対して抱く問題意識を原動力に、行動することだと感じました。それと同時に、現時点の自分では0から考えて何かを生み出すことは出来ないという無力感もありました。この時点で、まずは動いてみようと、ETIC.のインターンシップセミナーに足を運びました。

セミナー後には、自分にとって「好き」なことを出来る環境に飛び込んで=共感出来る活動をしている組織に飛び込んで、インターンをしようと決めていました。

Q.なぜ、数あるチャレンジの選択肢の中からインターンを選んだのですか?

「本気でやらなければつまらない」「キャリア教育への興味(カタリバの想いへの共感)」「サービスの企画・開発時に感じた『必要なものを集めることが出来ない』無力感」これら3つを軸として考えると、実社会に入り込む長期インターン以外に選択肢はありませんでした。

Q.インターンと学校との両立はどのようにしましたか?

両立を完璧に出来たとは思っていません。中盤にだれた時期もありました。そんな中でも心がけたのは、早起きです。早起きして仕事をして、午前中大学に行き、午後から夜まで事務所に行って仕事をする。メリハリをつけて生活リズムを保って、丁寧にサイクルを回していくことが重要だと感じます。

Q.インターン先を選んだ決め手、インターン先の事業内容、インターン先でどのような仕事を行ったかを教えてください。

NPOカタリバは、「生き抜く力を子ども・若者へ」を理念として活動する教育NPOです。主に、高校生へのキャリア学習プログラム「カタリ場」と、被災地の子どもたちのための放課後学校「コラボ・スクール」、2つの活動を行っています。(詳しくは、http://katariba.or.jpをチェックしてください!)

インターンをすることを決めた前後から、自分自身が試行錯誤の大学生活を送ってきたこともあり、キャリア教育の重要性を再認識していました。「もっと若いうちから自身のキャリアについて0から考える機会が必要なのではないか」という問題意識を持っていました。最も共感出来る活動をしている組織でインターンをしようと思っていた中、カタリバにピンと来てすぐにエントリーしました。

インターン中は、広報・ファンドレイジング部という部署にいました。カタリバの活動に必要な「お金」「ボランティア」などを集めるために、WEBやソーシャルメディアを通しての情報発信、支援者向けイベントの企画・運営、WEB回りを整備して効果測定の基盤を作る、などを担当していました。それまでの大学生活で感じた『必要なものを集めることが出来ない』無力感から、カタリバに必要なリソースを集めることで、事業を支えていければと思い、この部署を選択しました。

Q.インターンをしていて面白かったことや、やりがいを感じたことを教えて下さい。

元々、自分が成長したいという気持ちよりも、共感出来る活動をしている組織に貢献したいという気持ちでインターンをしていました。その結果として、目に見える成果を出す。自分が感じる人や社会への問題意識を深め、問題を解決することにつながる、という順序でした。そのため、組織に貢献していると実感出来るときに、最もやりがいを感じます。教育活動をするには、多くの人を巻き込んでいく必要があります。(カタリバの上長からの受け売りです。笑)

学校や生徒/現場に出るボランティア/個人の支援者/法人の支援者

自分が発信する情報や、企画するイベントを通して、少しでも多くの人が、カタリバの活動を知り、共感して、何らかのアクションを起こしてくれたときに、やりがいを感じました。

Q.インターンで辛かったこと、悔しかったことは何ですか?

初めは何も出来ませんでした。基本のビジネスマナーや、仕事の進め方/組織の課題から今やるべきことを考える/仕事に必要なアウトプット力(文章力、企画力)/など能力的に足りないところばかりでした。また、組織の全体像が分からないこともあり、自分の仕事が何につながっているのかさえイメージ出来ませんでした。そのため、地道な仕事に嫌気がさしたこともありました。自分が期待する自分とはかけ離れた仕事ぶりでした。未だに、個人の能力では自分の期待値に遠く及びません。組織に目に見える数字で貢献出来たとも言い切れません。今でも悔しさは持ち続けています。

Q.インターンを通じて得たことはなんですか?

主に、以下の2つを得られたと思っています。

 1:共感を生み出し、必要なものを集めるスキル

「組織の課題(必要なもの)→目標設定→個別の仕事に落とし込む」という基本の流れが染み付きました。個別のスキルでは、イベント企画、文章作成、WEBページ作成などを通して、広い意味でのアウトプット力や、WEBマーケティングの基本が身に付きました。

 2:仕事を進めるためのマインド

個人としては、仕事と大学を両立させる体力や、計画性と責任感を持ちセルフモチベートするマインドが身に付きました。カタリバの行動指針にも書いてある「当事者意識」「主体性」は常に意識していました。また、組織で多くの方々と共に仕事をするための基本も身に付きました。信頼を得ることの重要性、そのための継続性。端的な共有や報告、考えて判断材料を提示した上での質問や提案など、円滑に仕事を進めるためのマインドセットが出来ました。

Q.インターンを1年生、2年生という早い段階で経験したことで広がった可能性や、その後の学生生活への影響はありますか?

「自分は何が好きか?」への理解がより深まると同時に、「自分の至らなさ」も感じました。その結果、就職活動の本格化の前に、自身のキャリアを考える上での指針を得ることが出来ました。(就職するという選択も明確になりました)何よりも大きかったのは、「想い(人や社会への問題意識)→目的(具体的に何を目的とするか)→行動(解決するためにどう行動するか)」という基本的なブレイクダウンの一端を、早い段階から経験出来たことです。

Q.インターン修了後、将来を見据えて、チャレンジしていることはなんですか?

まず、就職活動をします。まだまだ社会のことを知りません。想いも能力も、まだまだ足りません。幅広く検討した上で、面白いと感じる活動をしている組織に入ります。そこで、人や社会に対して抱く問題意識を原動力に働き、その解決のために必要なスキルを得ます。その先までは、戦略的に考えていません。

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