創業90年のこんにゃくメーカーの知恵・技術を活かしたイノベーションへの挑戦。現代に必要とされる新しいこんにゃく製品を開発します。
——こんにゃく本来の美味しさにこだわり続ける
中尾食品工業は、大阪府堺市で90年以上にわたりこんにゃくを製造しています。
大切にしているのは「こんにゃく本来の美味しさ」。
腐りにくく、長期保存も容易なこんにゃく粉は便利ですが、こんにゃく芋を製粉する過程で芋本来の美味しさは失われてしまいます。そのため中尾食品工業では、土の着いた状態で芋を仕入れ、鮮度を最高の状態で冷凍保存したこんにゃく芋を使用する他、昔ながらの製法にもこだわることで、自信を持って美味いと言えるこんにゃくを製造しています。
——こんにゃくに秘められたスーパーフードとしてのポテンシャル
こんにゃくの魅力というと「低カロリー」というイメージが先行しがちですが、それだけではありません。美容という観点で見ると、食べ応えはあるのに糖質はほぼゼロでダイエットにも最適、豊富な食物繊維とグルコマンナンで腸内のデトックスが可能。さらに保湿力の高いコスメなどに多く採用されているセラミドが豊富に含まれており、肌の潤いを保つ美肌効果も有しているのです。他にもカルシウムやマグネシウムといった代謝や筋肉の動きに影響するミネラルなど豊富な栄養素を含むこんにゃくは、まさに最強のスーパーフードとしての可能性を秘めています。
——時代に必要とされる、新しいこんにゃく商品を創る
しかし近年は、女性の社会進出を背景とした調理時間の減少や手間なく作れる簡単な食事を選ぶ家庭の増加といった食文化の変化により、平成3年をピークにこんにゃくの消費は落ち込んでいます。今のままの形では受け入れられなくなってしまう。こんにゃくをそのままの形で売ることは、今後難しくなってくる。そのことに危機感を感じた中尾食品工業は新商品の開発に取り組みはじめました。
例えば、健康食やダイエットブームを意識した「こんにゃく麺」。こんにゃくの持つ、コレステロール値を下げる効果や動脈硬化予防の成分といったポテンシャルはそのままに、ダイエット中でもがっつり食べたいというお客様が価値を感じる形への変化を構想したものです。
——中尾食品工業が持つ、「市場にないものをつくりたい」という想い
上記のこんにゃく麺がそうであるように、中尾食品工業はこんにゃくの持つポテンシャルを活かした新しい商品作りに挑戦する会社です。(下記取材記事の中でも、新商品開発に挑戦する4代目の想いが語られています)
中尾食品工業が90年以上かけて蓄積してきたこんにゃくづくりのノウハウと、こんにゃくが持つポテンシャルを活かした「市場にない商品」を社会に提案してみたいという方の応募をお待ちしています。
【中尾食品工業4代目 中尾友彦氏 取材記事】
こんにゃく文化を世界に発信したい!新規事業にも果敢にチャレンジ
https://www.nnlife.co.jp/pedia/succession/nakao_20190619
【募集職種】
商品開発担当者
【業務内容】
・新商品開発に向けた消費者ニーズ把握
・新商品の試作業務
・新商品のパッケージ、価格設定等商品化に向けたマーケティング業務
・連携機関との協働による開発の推進
※開発に向けた知見習得のため、こんにゃく製造業務にも従事していただきます。
募集要項
テーマ | ものづくり食・ライフスタイル |
---|---|
職種 | 企画・商品開発・クリエイティブ研究開発 |
雇用形態 | 正社員 |
組織形態 | 営利企業団体 |
その他のキーワード | 初心者OK新卒OK社員・職員数10-49名 |
期待する成果 | 中尾食品工業のこんにゃく製造ノウハウを活かし、開発に必要な連携主体と協働しつつ新しい商品・素材を開発する。 |
対象人材像 | ・食品の研究開発に関心のある方 ・健康食品やダイエット食品に関心のある方 ・スーパーフードの商品開発に興味のある方 ・新商品の試作を粘り強く行える方 ・素直で誠実に業務に取り組める方 ・社長直属の環境で新しい価値の創出に挑戦したい方 |
応募資格 | 新卒、第2新卒など未経験可 |
活動場所 | 大阪府堺市西区草部715番地 JR西日本 阪和線「鳳駅(東出口)」から南東へ徒歩約25分(タクシーで約8分) JR西日本 阪和線「津久野駅」から南海バス(泉ヶ丘行き又は栂・美木多行き)「毛穴南バス停」下車、西へ徒歩5分 |
勤務時間 | 8:30~17:30(休憩:お昼1時間・16:00~16:10の計70分) |
給与 | 208,000円~248,000円(業務経験やスキルを考慮し変動) |
福利厚生 | ・加入保険等:雇用保険,労災保険,健康保険,厚生年金 ・退職金共済:加入 ・再雇用制度:あり(65歳まで) |
休日・休暇 | ・年間休日数:102日(日曜日,祝日,その他) ※月に1~2回の土曜出勤あり ・GW、盆、年末年始の長期休暇あり ・6ヶ月経過後の年次有給休暇日数:10日 |
職場の雰囲気 | 【若くエネルギッシュな経営体制】 社内の平均年齢が20代後半と若く、和気あいあいとエネルギッシュに日々仕事に取り組んでいます。 【全社一丸でお客さまと向き合う時間を大切に】 月に1回の直売会では、製造、営業等部門を問わず地域のお客さまの接客に携わり、自社で作ったものを中尾食品全員で売るという経験を大切にしています。 【本物志向の商品づくりを大切に】 長年守り続けてきた本物志向の商品づくりへのこだわりを職員一同大切に、日々の業務に取り組んでいます。 |
入社後1ヶ月のイメージ | 【こんにゃく製造部門の担当】 こんにゃくの持つ特質の理解や社内の既存製造工程理解の為に、最初は製造部門の業務を担当いただきます。製造工程の理解と、一連の製造機器の操作を習得することが目標です。 【習熟度次第では以下のような形での業務も可能です】 午前:こんにゃく製造部門の担当 午後:試作業務等の新商品開発に向けた業務 |
応募にあたっての質問 | こんにゃくを使用した料理で好きなもの何ですか?(複数回答可) |
選考プロセス | 応募フォームから必要事項送信・履歴書の提出 ▼ 書類選考 ▼ ETIC.担当コーディネーターによる面談 ▼ 中尾食品工業による面接 ・一次面接(オンラインで実施します) ・最終面接(本社にて面接を行います) |
この仕事のやりがい
中尾食品工業は、今まで90年以上にわたりこんにゃく製品の製造に携わってきました。
原材料へのこだわりはもちろん、昔ながらの製法にこだわり、「こんにゃく本来の美味しさ」を大切にしてきました。
しかし、多忙な生活による食の関便化などから、調理の手間がかかるこんにゃくは徐々に食べられなくなってきています。
ですがこんにゃくには、単にヘルシーというダイエットメニューとしての側面だけではなく、肌の保湿や体内の毒素を排出するセラミド、腸内の老廃物を排出するグルコマンナンといった美容や健康にも良いという隠れたポテンシャルがあります。
そんなこんにゃくの可能性を深く探求し、現代に求められる新しい形の製品を開発したい。
こんにゃくという日本が誇るスーパーフードに新たな歴史を刻む挑戦が、この仕事のやりがいです。
私たちのビジョンとミッション
創業して90年、安心と安全を心がけたこんにゃくを大阪の堺にて作り続けてきました。
こんにゃくの産地でもない堺のこんにゃく屋が、なぜお客様から愛されているか。
それは、こんにゃく本来の美味しさや安全性を保つため、90年以上真っ当な作り方を研究し続けてきたからです。
じっくりと熟成させる為に労力や時間を惜しまない。
大切な部分は必ず人の手で行い、目で見て品質を確認する。
「中尾のこんにゃくでなければ」とお客様に思っていただくために、丁寧な商品作りを当たり前のように行ってきました。
それはこれからも変えることなく、時代に合わせた変化を加えながら、これからも真っ当にこんにゃくを作っていきます。
代表者メッセージ
代表取締役/中尾友彦
日本古来のスーパーフード、こんにゃく。弊社では、素材・製造工程のすべてにおいてこだわり、安全・安心なこんにゃくを製造し、今までにない新しい食べ方を創造していきたいと考えています。
食を通じて身体の中から、「より健康に」「より美しく」をサポートしたい。
これからの若い世代が作り上げていく「新しいこんにゃく」の開発を一緒になって頑張ってもらえる方を募集します。あなた自身が食べたいと思うこんにゃくを作り上げましょう!
[プロフィール]
こんにゃく屋の4代目として生を受け、工場内に隣接する家で育つ。高校1年のときにいつかは社長になることを決意。大学時代、大手コンサル会社への就職を目標に活動を行うが、リーマンショックの煽りを受けた求人状況の中、最終面接で落選。気持ちを切り替え営業職なら何でも良いと視野を広げ、唯一内定をいただけた証券会社に就職。2年間の個人向け営業では常に同期No.1。
祖父の2度目の脳梗塞を受け、家業に戻ることを決意。退職直前には先輩社員の成績も超え、惜しまれながら退職。取締役として転職してから半年後の11月、父であり当時社長から代表権を奪い取り、代表取締役に就任。以降、衛生環境の強化や社員教育、製造現場の見える化・デジタル化を推し進める。
現在では日本のみならず、サンフランシスコ、ハワイ、パリ、台湾への輸出実績がある。
海外の人たちにとって馴染みのないヘルシーヌードルで世界展開を目指している。
企業・団体概要
設立:1975年4月3日(1927年創業)
代表者名:中尾友彦
従業員数:17人
資本金:1600万円
売上高:1.35億円
事業内容:
こんにゃく、ところてん等の製造・販売
業種:食品製造業
WEB:https://nakaoshokuhin.co.jp/
住所:大阪府堺市西区草部715番地
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