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【複業・兼業OK】事業拡大フェーズの貧困の連鎖構造を防ぐソーシャルスタートアップ/資金調達の重要ポジジョン

NPO法人CLACKは2018年に代表の平井が学生時代に設立した「生まれ育った環境に関係なく、子どもが希望とワクワクを持てる社会」をビジョンに掲げるソーシャルスタートアップNPOです。

困難な状況にある高校生を対象に、プログラミング学習支援とキャリア支援の伴走型プログラムを提供しています。
CLACKが提供するプログラムは、高校生が経済的理由で学びを諦めることのないよう、教材費や参加費は無料で、交通費も支給しています。また、進路に制限をかけるような人材紹介などは行わず、高校生起点のサービス構築をしています。
そのため、ヒト・モノ・カネ・情報といった経営資源は、受益者である高校生ではないステークホルダーから調達する必要があります。

これまで、法人からの経営資源を調達する「パートナー営業部門」で、
・外資IT企業や日系ベンチャー等からCSR、ESG文脈で連携し資金を集める
・企業の使わなくなったPCを寄贈してもらう「Pass the Baton」でノートPCを集める
・CLACKでプログラミングを学んだ高校生のインターン・就職先企業の開拓
といった内容に取り組んできました。

事業・組織ともに拡大フェーズにあるソーシャルスタートアップNPOで、高校生への想い、課題解決への情熱と、ご自身のスキルを存分に発揮いただきながら、全国への拠点拡大や制度化、そして貧困構造の解消に向け、資金調達をともに行っていただく仲間を募集します。

[業務内容]
・新規のインバウンド問い合わせの対応
・既存パートナー企業へのヒアリング、施策の企画提案
・営業オペレーションの構築
などミッションに付随する営業活動全般を担っていただきます。

高校生への教育効果やESG文脈、エンジニア育成・採用文脈に中長期的に繋がるというメリットを、先方の潜在ニーズに合わせて提案していく無形商材のソリューション営業のようなイメージです。スキル、稼働可能な時間などを考慮し、チーム内で調整いたします。

募集要項

この仕事のやりがい

CLACKでは、ビジョン達成に向けて、中長期的な需要が見込まれるITスキルの装着により、経済的自立に繋げ、貧困の連鎖を防ぐため、経済的困難を抱える高校生を対象に、プログラミング学習支援とキャリア支援を行う伴走型プログラムを提供しています。また、政策提言や自治体との連携による制度化を行っています。
義務教育を終えた高校生は、公的支援や制度が手薄で孤立・困窮しやすい状況にあると同時に、子どもの貧困の放置で生まれる社会的損失は40兆円とも言われており(※引用元:日本財団)、子どもの貧困は社会的な課題です。

また、2018年の設立当初から、事業規模は年々200%超の成長率で、今年度の事業規模は約5000万円となりました。現在は、正社員6名、業務委託18名、社会人や学生のボランティア60名のチームで、東京・大阪に拠点を設け活動しており、全国展開と制度化に向けて、チームを拡大しており、スタートアップのようなスピード感のあるNPOです。

これまでに、セールスフォースジャパンや日本マイクロソフトなどからご寄付をいただいています。
外資系IT企業や地域の中小企業、自治体に至るまで様々なステークホルダーを、社会的意義のあるビジョン達成に向かうパートナーとして、パートナー、高校生、CLACKの三方よしの提案を行うこと、そしてそれを通じて貧困連鎖の解消に取り組むことが可能です。

[やりがい]
・子どもの貧困×デジタル人材育成という社会的ニーズの高い事業を通じた社会貢献
・ご自身の成果や成長が、事業拡大や高校生への機会提供や課題解決に直結
・多種多様な経歴を持つメンバーとともに同じビジョンに向かって議論を重ねて取り組むことができる

私たちのビジョンとミッション

私たちは「生まれ育った環境に関係なく、子どもが希望とワクワクを持てる社会」の実現に向けて、「日本中の困難を抱える高校生にプログラミングによる自走支援を届ける」をミッションに活動しています。

代表者メッセージ

理事長／平井大輝

NPO法人CLACK理事長の平井です。
僕がCLACKを立ち上げたのは自分自身の経験があったからです。
僕が中学の時、親の自営業の廃業や離婚があり、そのせいで高校時代にはお金が理由で様々なことを諦めないといけませんでした。自分の家にお金がないこと、ひとり親家庭でしんどい思いをしたことを相談できる人もいませんでした。
それでも、なんとか国公立大学に進学でき、今までできなかった様々なことにチャレンジしてきました。
特に「自分と同じような境遇で今しんどい思いをしている子どもに対しできることはないか」という想いを持って活動したのが「ひとり親家庭の子どもへの学習支援」でした。

活動の中で、生活困窮、虐待、発達障害、いじめ、大人への不信感で苦しむ中高生たちと出会い、少しでも彼ら・彼女らが将来に希望が持てるようになるための手助けをできないかと試行錯誤していました。そうして辿り着いたのが、プログラミングという手段を通した支援です。

対面で継続的に寄り添いながら、プログラミングを学ぶ機会を提供する。まずは少しずつでも自分の将来に希望が持てるように。そして、自分自身で人生を切り拓いていけるように。
何度困難にぶつかっても立ち上がろうと思える「たくましさ」
人の痛みがわかり人に寄り添える「やさしさ」
彼ら・彼女らが、そんな「たくましくてやさしい人」になり、同じようにしんどい思いをしている子ども達の等身大のロールモデルになってもらえたらと願っています。

CLACKでは、そのために必要な これからの時代で不可欠になるITテクノロジーの素養を身につける「プログラミング教育」
身近なロールモデルに触れ、自分の進みたい道を模索する「キャリア教育」によって伴走して行きます。

今の世の中、まだまだチャンスは平等にあるとは言えません。経済状況や環境によって、CLACKが対象とする生徒は、他の子どもよりチャンスは少ないのかもしれません。

しかし、今の日本は多くの人の努力によって、お金や繋がりがなくてもチャンスへ取り組める場面が増えてきています。だから、そのチャンスが来たときに、まず生徒たちがそのチャンスに気づき、そしてそれを逃さず掴めるようにCLACKはサポートしていきます。

ご応募お待ちしています!

[プロフィール]
大阪府立大学工学域卒。大学在学中の2018年にCLACKを立ち上げ。2019年にNPO法人化。理事長に就任。シチズン・オブ・ザ・イヤー2021受賞。