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「自分のためのインターンは終わり」挫折を超えて掴んだチャンス。挑戦はまだ始まったばかり。(萩野一平さん/2017年大学卒業予定 長期インターンシップ経験談)

2016.07.27

プロアマ問わず、誰でも写真やイラスト、動画を販売・購入できるオンラインマーケットプレイス「PIXTA」を運営し、昨年9月に東証マザーズへの上場を遂げたピクスタ株式会社(以下、「ピクスタ」)。

みなさんもテレビやインターネット等で、一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?

今回は「起業したい」という夢を追いかけ、休学までしてピクスタへ飛び込んでいった萩野さんにインターン体験談を聞きました!挫折を経験しながらも、諦めることなくもがき続け、新規事業の立ち上げを任されるまでになった萩野さん。「インターンの経験から学んだこと」、「これからインターンをする学生に必要な心構え」など、じっくりお話を聞くことができました!

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〈プロフィール〉

萩野 一平さん / 大学・学年(インターン当時):静岡大学4年

インターン先:ピクスタ株式会社

インターン期間:2015年3月〜現在

1年間、本気で夢と向き合いたい! 休学を決意し、ピクスタへ

――まず、大学を休学してまでインターンをしようと思ったきっかけを教えてください。

高校生のときに「自分でウェブサービスを作ってみたい」という想いが生まれて、そこからウェブサービスの開発や起業を自分の将来の夢として意識するようになりました。だから、大学ではウェブやIT系の分野を学ぼうと思って、一浪して静岡大学に入学しました。 ただ、大学って誘惑が多いじゃないですか(笑)。夢や目標を持って進学しても、夢に対しての強制力や義務があるわけではないので、自発的に何か学ぶことはなく、誘惑に負けてダラダラと過ごしていました。

そんな大学生活が3年ほど続いて、あっという間に就活の時期になってしまいまして……。

就活の時期は、将来や自分のことと向き合うじゃないですか。

「自分は何になりたいのか?何をするために一浪までして、この大学に来たんだっけ?」と再度自分を見つめなおしたら、「そういえば、自分でウェブサービスを作りたくて大学に入学したんだった!」と思い出しまして(笑)。 同時に「何もしてないじゃん。3年間なにしてたんだろう」と自己嫌悪に陥ったんですよ。でも幸運なことにあと1年大学生活が残っていたので、残りの1年間は本気で夢に向かって取り組んでみようと思って、ピクスタへのインターンを決意しました。

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――他の選択肢もあるなかで、あえてインターンを選んだのはなぜですか?

やっぱりウェブサービスの立ち上げや起業をしたいっていう夢があったからです。本気でウェブサービスについて学びたいのであれば、休学してでも都内のイケてるITベンチャーにフルコミットするのが一番合理的だと思いました。

――ピクスタを選んだ決め手はなんでしたか?

主に3つの理由から、自分の夢に一番近づける可能性が高い場所だと判断してピクスタを選びました。

まず1つ目は、社長の古俣さんです。

古俣さんは過去に多くの事業の立ち上げを経験している起業家なので、起業に関するノウハウを一番盗めそうだなと思いました。それと、ETIC.のインターン説明会でお会いしたとき、他の社長にはない独特のオーラを感じて、古俣さんのもとで学びたいという気持ちが高まりました(笑)。

2つ目は、ピクスタで任せてもらえる仕事の質と量です。

ピクスタでは年齢に関わらず、能力や意欲に応じて責任ある仕事を任せてもらえると聞いていたので、1年間本気で取り組むのにこれほどいい環境はないと思いました。

3つ目は、ピクスタのビジネスモデルと会社の勢いです。

自分が一番イケてると感じたビジネスモデルの会社で働こうと思っていて、一通りインターン先候補のビジネスモデルを見たときにピクスタが一番しっくりきたので、実際にその現場を見てみたいと思いました。加えて、勢いよく成長しているフェーズだったので、ITのスピード感を身をもって学ぶことができるし、新しいサービスに携わるチャンスがインターンの僕にも回ってくる可能性が高いと考えました。実際に新規事業の立ち上げという大役が回ってきたときはかなり驚きましたが、内心狙い通りだと思っていました(笑)。

任された営業チームが解散、挫折からのスタート

――初めから新規事業に関わる仕事をねらっていたんですね(笑)。インターンを始めて、最初に任されたお仕事はなんでしたか?

営業をしながら、10人ほどのアルバイトで構成された営業チームのマネジメントもする、という仕事を任されました。営業が好きなわけではなかったんですが、サービスを立ち上げるためには必ず営業が必要になるので。ここを乗り越えなければ、一生夢なんて叶うはずがないと意気込みながら取り組んでいました。

――営業に加えて、いきなり営業チームのマネジメントを任されるとは、なかなかハードですね(笑)。営業では具体的にどのようなお仕事をされていたのでしょう?

ピクスタが提供している写真やイラスト素材が年額、または月額で一定量使用できる法人向けの定額プランの提案・販売をしていました。 この仕事を通して名刺の渡し方や電話応対、ビジネスメールなど基本的なビジネスマナーを身に付けることができました。それまでは敬語を使う機会がほとんどなかったので、最初はもう本当にボロボロで(笑)。たくさんの方にご指導いただきながら、なんとか最低レベルには到達できたと思います。

――特に大変だったのはどんなところでしたか?

僕はもともと人と話すのが苦手なので、最初はテレアポをしても話すら聞いてもらえませんでした。契約を獲るための営業スキル以前に、まず話を聞いてもらえるようになるまでが大変でした。そんなレベルなのに10人近いアルバイトのマネジメントもあって、とにかくきつかったです。「慣れるにはとにかく数をかけよう!」と思って営業ばかり意識しているとチームのマネジメントが疎かになるし、マネジメントに注力すると電話をまったくかけられなくなるし。とにかく最初の3ヶ月間くらいは本当にひどい状況でした(笑)。結局、会社の経営判断もあり、3ヶ月後にアルバイトチームは解散となりました。当時、とてもショックでした。 IMG_0052 IMG_0409.eps

営業リーダーとの出会い “営業は運ではなく日々の積み重ね“

――初めから上手くいったわけではなかったんですね。その後、萩野さんはどうされたのでしょう?

アルバイトとちょうど入れ替わる形でマネジメントの経験ある社員が新しく加わり、その方から営業を1から学びました。そこでようやく営業の成績が伸びてきました。

――営業リーダーとの出会いが転機になったんですね。リーダーから学んだことのなかで、一番印象に残っていることを教えてください。

目標数字の追い方でしょうか。 今までの僕にとっての営業目標は「仮に設定し、とれたらラッキー」という数字でしかなかったので、何がなんでも達成しなければいけない数字だとは思っていなかったんです。ビジネスにおける目標の重みをまったく理解していませんでした。「とりあえずたくさん営業していれば、そのうち達成できるだろう」くらいにしか考えていませんでした。 でも、営業リーダーは目標数字を達成するためにゴールから逆算する形で作戦を練り、確実に目標を達成するために計算しながら営業をしていました。日々のあらゆる数字の変化をチェックして、目標に対して毎日一歩ずつ近づけていくのを見て、初めて、営業は運ではなく日々の積み重ねだと気づきました。

――営業を通して、何か今後に結びつくような成長は感じましたか?

営業を通じて「続けることの大切さ」が身に染みてわかりました。 営業を始めたばかりの頃はビックリするくらい話す才能がないことに気づいて、永遠に目標達成なんかできないのではないかと正直思っていました。でも、休学したから逃げ場もなくて、毎日試行錯誤し続けていたら、4ヶ月目くらいからようやく契約が取れるようになりました。だから、向いていないと思っても、数字を積み上げていく営業のように、過去の動きや日々の小さな変化から学び、継続することは非常に大事なことだと学びました。うまくかないことがあっても「あがき続けてやる!」と思うようになったのが一番の変化です。

念願の新規事業プロジェクトリーダーに抜擢!みんなの優しさに支えられたリリース

――その後、11月あたりから新規事業立ち上げのプロジェクトリーダーを任されたそうですね。

はい。ちょうど営業の仕事がうまくいきはじめて成績も伸びてきた頃、社長の古俣さんから「営業の仕事を続けながら」という条件付きで直々にお話をいただいて、引き受けました。めちゃくちゃ大変なのは分かっていましたが、もともとやりたかった仕事だったので、すぐに「やります!」と答えました。提案されてから多分1秒の間もなく返答した気がします(笑)。 古俣さんからは事業の目的とざっくりとしたビジネスアイデアだけを知らされて、それ以外のことはほとんど僕が主導で進めました。具体的なビジネスコンセプトの企画、ディレクション業務、リリース後の数値測定と運用まで、全部やりました。この事業は、ピクスタが販売している写真素材を使ったチラシのテンプレートを無料で配布して、新しい層の顧客基盤を広げるというものです。まさに会社のなかでスタートアップをしている感覚で日々仕事をしています。

――新規事業を立ち上げるときに、一番辛かったのはどんなことでしたか?

「営業の仕事を続けながら」という条件でプロジェクトリーダーを任せてもらっていたので、営業と新規事業と2つの仕事のバランスを取るのがすごく難しかったです。新規事業なんてやったことがないので、なるべく注力したいのですが、同時に営業もやらなければならない。いかに仕事の生産性を高めて時間をつくるかってことばかり考えていました。

――新規事業を立ち上げてみて、一番印象に残っていることはなんですか?

プロジェクトチームのメンバーや、協力してくれた人たちの優しさですね。 僕は今までピクスタのプロジェクトに配属されたことがなかったので、プロジェクトの進め方も、サービスがリリースされるまでの過程もまったくわからず、きっと傍から見たらかなりお粗末な状態でした。でも、どんなに忙しくても社内外問わず多くの人が時間を割いて手伝ってくださったこともあり、周囲の優しさに助けられてリリースまでこぎつけることができました。 IMG_0389.eps

インターンは一人でやるものじゃない、仲間と協力してこそ成長につながる。

――憧れの古俣社長と一緒にお仕事をして、何か得られたものはありましたか?

話しきれないくらい、たくさんありますね(笑)。 古俣さんは、インターンであっても、信じきって仕事を任せてくれます。 僕のようなインターン生の仕事ぶりなんて、傍から見たら危なっかしくてヒヤヒヤしっぱなしだったと思うんです。でも、ギリギリまで自分で走らせてくれて、本当に危ない方向に行きそうになったらアドバイスをしてくれました。自分の頭を使って必死に考えぬくから、古俣さんのアドバイスが骨身に染みるし、その度に僕は成長を実感することができました。古俣さんがいなければ、ここまでいい経験はできなかったと思います。

――長期のインターンを経験して、萩野さん自身、何か変わったことはありましたか?

仕事に対する姿勢や意識が一番変わったと思います。 以前は自分の成長ばかりに目が向いていたので、任された業務はすべて一人でやらなければカッコ悪いとか、意味がない、評価されないと思っていたんです。でもそれって、実は自分のためにも会社のためにもならないんだと気づきました。色々な方に協力してもらった方が、断然、質の高いアウトプットができて会社への貢献にもなるし、よりレベルの高いことに挑戦できて自分も大きく成長できます。それを学んでからは何でも自分一人でやろうとせず、誰かと協力して質の高い仕事をしようと考えるようになりました。 インターンって、ほとんどの人が自分の成長のために行くと思うんですが、だからといって全てを一人でやらなきゃいけないわけではないんです。仲間と協力していい仕事ができてこそ自分の自信にもつながるし、一番成長が実感できると思います。

目的をもつことで、経験値に大きな差がつく!

――今年の4月から大学に復学したそうですが、学校とインターンはどのように両立されているのでしょう?

復学したといっても、ピクスタにコミットしている時間の方が長いですね(笑)。でも卒業論文や研究活動もあるので、今は週1ペースで浜松に戻っています。東京にいる間は、日中に新規事業の仕事をして、終業後の時間を課題や研究活動などに割り当てています。

――これからインターンをしようと考えている学生に向けて、何かアドバイスはありますか?

明確な目的をもってインターンに行ったほうが絶対にいいですね。正直なところ、学生が全く知らない社会に足を踏み入れるわけですから、強い目的意識がなくても、普段とは違う経験をする分、誰でも少しは成長すると思います。ただ、強い目的をもっているかいないかでインターン中の経験に大きな差がつくと思っています。これからインターンを検討している学生さんは、自分の目的をしっかりと考えた上でインターンにチャレンジすることをおすすめします。

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“ピクスタの歴史を作りたい” 挑戦はまだ始まったばかり

――最後に、萩野さんがこれから挑戦したいことを教えてください。

今任せてもらっている新規事業を軌道にのせて、ピクスタの歴史に残るようなものにしたいです。今はまだ大きな成果を残せていませんが、もっと成功させていい意味でピクスタに一泡吹かせてやりたいです(笑)。 現在進行形で多くのことをこの新規事業から学んでいます。責任をもってこの新規事業に取り組み、会社に貢献していくことが、自分の夢にも必ず役に立つと思っています。

――萩野さんの挑戦はまだまだ終わりそうにないですね(笑)。

今後のご活躍が楽しみです!

本日はありがとうございました!

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【自分もピクスタでインターンをしてみたい!!と思った方はこちら】

https://drive.media/intern/job/8268

【ピクスタ株式会社代表の古俣さんのインタビュー記事はこちら】

▶「誰でもできそうな事業をやっても、生きた心地がしない」PIXTA代表取締役・古俣大介さん―起業家七転び八起きvol.4

【今回の取材の知られざる裏側をつづったブログはこちら】

▶事務局かみーは見た!!~Vol:3 起業家のすぐ隣で働くインターン!、PIXTA株式会社を支える人たち~

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