DRIVEインターン大学1・2年生からはじめる本気のインターンシップ

インターンを始めた当初、自分はデキルとばかり思っていました。自分の未熟さを知りました。

新川慧さん

大学・学年(インターン当時):慶応義塾大学4年

インターン先:株式会社マジカルポケット

インターン期間:2013年

Q.インターンをする以前で学生時代、特に力を入れた活動や将来ビジョンにつながるきっかけとなった経験を教えてください。

学生時代に力を入れていたことというと、サークル活動でしょうか。所属していたサークルには非常に尊敬できる先輩がいて、その先輩には人見知りだった私にサークルに入りたての頃、とても親切な対応をしていただきました。それが理由であるかはわかりませんが、その先輩が務めていた代表という役割を受け継ぐことになりました。 その1年間はしんどかった。今考えても、あれほど悩んだ時期はなかったと思います。だから逆に充実していたと思うんです。 またその経験を通じて、私はひたすら突き進むリーダーではないということを学びました。だからこそ、新しいモノを作り出すメーカーには向かないだろうと考えて、その活動をサポートできる金融や商社という仕事を目指しました。

Q.どういう問題意識や将来ビジョンを持ち、どのような就職活動をしましたか?

私が目指した金融、商社のうち特に金融に関して話しますと、今もそうですが、金融機関(特に銀行)が収益を上げている先は顧客からではないんです。収益が上がっている以上は、賞賛されてしかるべきですが、姿勢には疑問を感じていました。就職活動はかなり絞って企業を見ていた気がします。ただあまりお勧めはしません。視野が狭くなってしまうからです。私の場合はラッキーだったのかと思います。今の内定先に決めたのは、社員さんの言葉と温度が私のそれと近かったことが理由です。面接でも私のような若造の話を熱心に聞いてくれた。だから自然と惹かれ合ったのだと思います。

Q.内定後の過ごし方として、数あるチャンス選択肢の中からなぜインターンをしようと思ったのですか?

危機感です。私の場合、1年社会に出るのが遅れていて、同級生はもうスタートしてしまっていた。それを考えると、悠長に学校の授業に出るだけでいいんだろうかと考えました。アルバイトはしていましたが、何か物足りない。そんな時ふとETICの説明会に参加し、面白そうだと思ったわけです。就職するにしても、創業者が抱いたベンチャーマインドを体感しないままでいいのかという疑問もありました。それらがインターンという選択をしたきっかけです。

Q.インターン先を選んだ決め手、インターン先の事業内容、インターン先でどのような仕事を行ったかを教えてください。

金融機関へ就職するので、少しでもその領域における知見が得られればとは思っていました。仕事は新規営業でした。具体的には電話を掛けることと訪問の準備をすること。それだけのように見えるかもしれませんが、とても奥の深さを感じました。

Q.インターンをしていて、面白かったことや、やりがいを感じたことを教えてください。

面白かったことは、営業先の企業分析。1つとして同じ会社はありません。どのような強みを持っているのか、あるいはビジョンを持っているのか。同じ業界でも全然違う。当然営業のアプローチ方法も違う。営業の面白さを垣間見た気がします。 やりがいを感じたことは、会社の新規顧客の開拓を任せてもらえたことです。正直なところ、日々の業務は地味な仕事だと感じていたのが、インターンを始めた当初の感想です。怒られることもしばしばありました。その厳しさの裏にある愛情や期待を感じ取れませんでした。しかし実際、新規顧客の開拓は、収益を決めかねない重要な仕事です。社長の期待には応えられませんでしたが、とてもやりがいのある仕事だったと、今振り返って思います。

Q.インターンで辛かったこと、悔しかったことを教えてください。

数字が立たなかったことです。戦力として会社の収益に貢献できなかったことは本当に悔しかった。 辛かったことは、売りたいという気持ちとお客さんに買いたいと思ってもらうことのバランスです。売上がない以上、焦りがありました。しかしお客様の都合でしか物事は進まない。どうしても売りたいという思いを抑えることができない。一種のジレンマでした。そのジレンマを抱えて業務をこなしていくのが辛かったですね。

Q.インターンを通して得たものは何ですか?

得たものはたくさんありました。特に、「自分の未熟さを知ったこと」だと思います。若干マイナスな印象ですが、私はとても大切なことを得たと思っています。 インターンを始めた当初は自分はデキルとばかり思っていた。思い上がりもいいところなんですが(笑)。だからこそ自分が改善していくべき未熟さを知ったことは、大きな前進だと思います。 問題点が分かれば、あとは軌道修正の方法を考えればいい。今後の具体的なアクションも固まりましたね。すべて実践できているかというと若干疑問ですが(笑)

Q.将来ビジョンや問題意識に対してインターンが与えた影響やもたらした変化は何ですか?

将来ビジョンに対する変化はありました。サポートする側は、される側の実情を知る努力を怠ってはならない。その意識が変わった気がします。

Q.これから内定後のインターンを考えている人にメッセージをお願いします。

学生時代はとても貴重な時間だと思います。その使い方に正解があるわけでもないし、不正解があるわけでもありません。勉強も課外活動も大いに楽しむべきでしょう。ただ、インターンという選択をするのであれば、挑戦する気持ちを忘れないでください。挑戦する相手は自分に他なりません。苦しいときにはどこか逃げ道を作りたくなる。うまくいってるときには自分を過信して普段なら決してしないミスを犯す。いかに自分の重心を低くできるかということ。言い換えると、自分との戦いこそ、仕事ではないでしょうか?

もう一つ言えることがあるとすれば、何に対しても感謝を忘れないこと。 一例をあげますと、精神的にきつい場面です。インターン先で叱られることもあるかと思います。上司に対して怒りの感情しか抱けないかもしれません。でも、上司は自分の時間・エネルギーを犠牲にしてまで、あなたに何かを教えようとしてくれています。それに感謝できたなら、きっとインターンの経験は学びの多い素晴らしいものになるはずです。だから感謝の念をもって日常の仕事に取り組んでみてください。私の経験が少しでも参考になればと思います。

インターンシップ経験談TOPへ戻る