DRIVEインターン大学1・2年生からはじめる本気のインターンシップ

ビジネスを通じて、身近にいる人たちを幸せにしたい。

秋沢崇夫さん

現在の所属:株式会社ガイアックス 事業部長

インターン先:株式会社ガイアックス

【プロフィール】
1981年生まれ。出身:東京。青山学院大学卒。大学2年生の冬からインターンとしてガイアックスに参画。新卒採用プロジェクトに関わった後、新規事業チームに営業メンバーとして配属され、年間数千万円の売上を上げる。大学4年生には単身上海に渡り、営業も経験。卒業後に同社に入社し、現在は事業部長として新規事業を推進中。
学生の時間は限られているので、受験勉強のような資格の勉強よりはインターンの方がいいだろうと思って最終的には、インターンをすることにしました。
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インターンをする前はどのような大学生活を送られていましたか?

サークルは広告研究会に入っていたのですが活動自体が自分の想像していたものと違っていたんです。それで、何かちょっと違うなと思って1ヶ月くらいで辞めちゃったんですよ。その後に外部の友達とインカレサークルを作りまして、それでクラブイベントやったりとかオールラウンドサークル的なことをやっていました。それで一部そういうクラブイベントの時とかに企業などからお金を頂いて、そこでチケットを売ったりフライヤーを配ったりしていたんです。

最初にサークルを立ち上げたメンバーが5~6人くらいいたんですけど、最終的に100人が参加してくれるイベントになって、その運営をしていたりしていたんです。ただ、組織運営が上手くいかなくて、破綻しちゃったんですよ。それで暇になって、学校には通うんですけど、でもサークル入っていないと全然友達出来ないんですね。英語のクラスくらいしか友達がいなくて、学校に行っても全然つまらなかったです。なので図書館に行って、ベンチャーの本とかビジネスの本とか経営の本とか色々読んでいました。ビジネスについて臨場感溢れて書いてあるビジネス書なんかは、すごくおもしろいなと思って読んでいました。一方で経営に興味を持ち始めたので、もうちょっと経営のことを勉強できたらいいなと思って、LECという資格学校に通って中小企業診断士の資格の勉強をしていました。中小企業診断士の勉強では、結構体系的に学ぶので、経営の概念から細かい法務のところの実務まで財務も含めて全部勉強するんです。僕はあんまり勉強が得意ではなかったので、これでは受験勉強と一緒だなと思ったんですよね。

図書館で実際の起業家やベンチャーに関する本を読んでいる時のリアリティー溢れるような臨場感と資格学校の勉強にはすごくギャップがあったんですよ。それでこれは本で読んだ内容と全然違うぞと思ったんです。学術的な勉強の組織論だったり、法務、財務のことだったりを本当にやりたいことなのかなと疑問に思ったんです。それでそのようなことを考えていた時にインターンシップというものがあるらしいと知ったんですね。その時にインターネットで検索して、ETIC.を見つけて、インターンシップセミナーに参加したのがETIC.との出会いです。それが大学2年の冬ごろでしたね。

インターンシップセミナーに参加して、すぐにインターンを始めようと思ったのですか?

最初インターンはあまりやろうとは思っていなかったですね。とりあえず興味本位で参加したという感じだったんです。ただ、起業家の方だったり、インターンを経験した学生と話すうちにインターンの方をやりたいと思ってエントリーしたという感じです。すごく迷いましたけどね。LECに行っているお金も結構高かったので、インターンが始まったらLECには通えないと思いましたから。週5日フルコミットがインターンの条件だったので、これは行けないなと思って正直悩みましたが、学生の時間は限られているので、資格の勉強よりはインターンの方がいいだろうと思って最終的には、インターンをすることにしました。

株式会社ガイアックス(以下ガイアックス)でインターンをされますが、インターン先を選んだ理由は何だったのでしょう?

他社も検討していたのですが、インターン先を決めるのは、迷いましたね。僕はインターンシップフェアに参加していろいろな企業の話を聞いていたんですけど、実は、ガイアックスのことを知ったのは、参加したインターンシップフェアではないんです。ETIC.のインターンシップコーディネーターに紹介されて知ったんですよ。「君はインターンシップでどういうことがやりたいの?」と聞かれ、サークルの話をしたんです。「組織の中でトップの役割とかそれぞれの役割分担ってどうなっているのか、すごく知りたいんです。だからそういうことを見られるような企業に行きたいんです。」と話をしている中で、「ガイアックスはフラットだし、組織を見るんだったら、これから新卒採用の戦略を企画・立案・実行するインターンシップがあるからどう?」と紹介され、ITベンチャー企業のガイアックスにエントリーしました。

3ヶ月間結果が出せず、毎日会社に行くのが本当に嫌でした。「何で自分はこのインターンシップをやっているのかな」ということを考えていましたね
インターンシップではどのようなことを担当されたのですか?

インターンが始まって、「僕、何をやればいいですか?」と上司に聞いた時に、「新卒採用の広告を出すから紹介文を考えて。ガイアックスという会社の名前を売るための広告だから、社長の名前を出して、社長が語るような感じのテイストでお願い。」というようなことを言われたんですよ。ガイアックスが何をやっているのかとか、どこが売りなのかとかインターンが始まったばかりなので、よく分かんないじゃないですか(笑)。しかもそれを「今日中に出してほしい。」と言われたんです。「え?今日中ですか?」とびっくりしましたね。初日に入った学生にそんなに任せて良いのかなと思いながら最初の業務が始まったという感じでした。いろいろな社員にインタビューに行ったり、ホームページや資料を調べたりして、それらをまとめて採用広告の文章とレイアウトを考えて提出したというのが最初の業務でした。

3ヶ月の予定だったインターンがその後継続されるんですよね?

当初は、インターンの期間は3ヶ月の予定だったんですよ。管理部の採用部門に在籍していて、採用チームを担当していたんですけど、採用面接のオペレーションを回したり、採用セミナーで司会をやらせてもらったり、自分が面接をしてみたりなど色々やらせてもらったんですけど、全然うまくいかなくて、結果出なかったんです。それが悔しくて、ここで辞めたら自分の人生の中で絶対に後悔することになるなと思ったんです。だからインターンをもうちょっと続けて、ある程度業務ができるようになってから少なくとも辞めたいなと思ったんです。それでもう1度インターンに挑戦させて欲しいと話を当時の上司にしたんですけど、「いや、君を受け入れるところ多分無いと思うよ。だから他の部署で。」と言われて、「え~そうなんですか?!」と感じになって「だって君仕事できないし、もう辞めた方がいいと思うよ。」と言われたんです。「でも挑戦したいんです。もうちょっとやらせて欲しいんです。」と話をして、「じゃあ、新規事業やる予定あるから、ちょっと聞いてみてあげるよ。」と言われて、他部署なんですけど、取ってくれました。実はそれが現在の部署でもあるんですけどね。

3ヶ月間結果が出せないというのは、どういう気持ちだったんですか?

毎日会社に行くのが本当に嫌でしたね。全然出来ないし、タスクはどんどん遅れていくし、寝れないし、毎日終電とか泊まりとかで働いていたので、「何で自分はこのインターンシップをやっているのかな」ということを考えていましたね。「インターンシップやるぜ!」「ちょっと俺すごいでしょ」的なとこから最初入っているので、実際インターンが始まると泥臭い仕事、裏方の仕事が多かったので、そういったギャップもあって本当に辛い思いが多かったです。

それでも何で辞めずに続けられたんですか?

先ほども言ったようにここで辞めたら多分ダメだなと思ったんですよね。自分の中で今回はやり遂げなきゃいけないという気持ちがあったんです。なぜかと言うと、サッカー部でやっていた時もそうですし、受験もそうですし、中小企業診断士の勉強もそうなんですけど、結構、全部中途半端にやってきたことが多かったんです。やろうと思って始めても自分の中で限界ギリギリまでいかずに、中途半端に終わることが多かったんです。そういう中途半端に終わるのは、もうしたくないと思ってインターンシップに参加していたので、このままだと同じことの繰り返しで、イケてない社会人になってしまうと思ったんです。それは悔しいので何とか続けられたのだと思います。

仕事が終わらず、遅れていくとのことでしたが、何か工夫されていたことはありましたか?

その当時は、一つ一つ着実にやっていくしかなかったですね。早くやるとか上手くやるとか出来なくてですね、どういう風に要領よくやったらいいのかも分からないし、業務もそもそもよく分からないので、もう一つ一つ着実にこなしていくしかなくて、ただ期日決められたものから優先順位高くしてやっていかなきゃいけないので、上司から求められているものと今週これやらなきゃいけないものを、とにかく量をこなし、時間かけてやっていましたね。夜遅くまで、寝る時間を削ってやっていた感じですかね。だから上手いやり方とかは、全然なかったですね。

3ヶ月目以降の営業のインターンについて詳しく教えてください。営業の仕事でも壁にあたったと聞いていますが。

そうですね。部署を異動して、営業のインターンが始まったのですが、2ヶ月くらいは全く結果出なかったんです。営業していた商材が「インターネットの広告販売をしましょう」というようなちょっと変わっているもので、今で言うとアバターとかの走りなんですけど、そのアバターを着せ替える際のタイアップ広告の営業をしていました。もう10年くらい前ですかね。営業方法は、まずテレアポから始まるんですけど、最初どういう風に電話をかけていけば良いのか分からないので、まずは四季報を見て電話かけるみたいな(笑)。大企業の吉野家とか、大和証券に電話かけたり、全然検討はずれのところに営業電話を掛けていました。1日100件、200件と電話を掛けていましたけど、1件も取れない日が何日も続いたりとか、アポが取れても1日1件という日が続きました。「どうしても行かせてください!とりあえず行かせて下さい!」みたいな、何を目的に行くのかよく分かんないみたいなことも結構ありました。とにかく電話で断られ、結果が毎日出なく、たくさん掛けても全然ダメだし、次の日の準備もしなきゃいけないしと、辛かったですね。ただ、徐々に自分の中でこういう企業とこういう企業に行った方が、見込みが出そうと何となく分かってきて、そこを中心にテレアポの数を集めたりとか、自分で工夫をしはじめて、3ヶ月目くらいにようやく1件受注が取れたんです。それは50万規模の予算を頂いたんですけど、すごく嬉しかったですね。自分で色々営業ツール作ったり、説得資料作ったり、そういうことをやって取れたので嬉しかったです。でも、そこまでは超暗かったですね(笑)。

2ケ月間、結果が出せなくとも頑張れた理由は何だったですか?

当時、チームメンバーはチーム長の部長と新卒1年目と2年目の社員とインターン生の僕の3人だったんですよ。比較的年齢も近くて、よーいドン的な感じだったので、「負けないぞ」と僕も思っていたんですけど、当然社員の2人も同じように思っていて、その切磋琢磨感はすごくありましたね。それとチームで「こういう風にやった方がいい。ああいう風にやった方がいい。」と1人ではなく共有しながらやっていたので、すごくチームメンバーに支えられた感じはしましたね。上司からもご飯に毎日連れて行ってもらって、色々な話をしてもらいましたし、多分自分だけの結果のためだけだったら辞めていましたね。チームとか自分が日々コスト掛かっているということも分かっていたので、そのチーム長にやっぱり何かしらの恩返しをしなきゃいけないというか、僕らが結果出なかったら、その上司の社内での評価も下がるというのが分かっていたので、何とか自分の中では恩返ししたいという気持ちはすごく強くて、その気持ちで頑張っていましたね。

成長の一番のきっかけとなった出来事は何だったのですか?

そうですね。1番大きかったのは、最初の受注が取れて、何となく一連のフローを回すじゃないですか。そうすると自分がどういうところでつまずいていたのかとか、どういう営業先にあたると成功確率が高いのかとかが何となく分かってくるんですよね。

それで1度自分の中で紙に落として、じゃあこういう企業に重点的にこういう商材を売っていけば、自分の中で上手くできるなとイメージできるようになっていくんです。そういう意味で一連のフローを1度自分の中で回せたことが本当に大きかったですね。それがだいたい、大学3年生の夏で、インターン開始して半年たった頃だったと思います。それが自分の中ではブレークスルーだったと思います。そこからは毎日受注が取れて、1週間連続で受注が取れるようになっていきました。

インターン期間中の後半は中国にも行かれていますが、どのようなことを担当されたのですか?

日系企業に対して飛び込み営業をしていました。そもそもガイアックスとして今後中国でも事業を展開していきたいと考えていたので、「中国で勉強しに行かないか?」という話があったんです。それで、ガイアックスの社員と知り合いだった方の会社にインターン生として出向したんです。そこは人材紹介の会社だったんですけど、「会社の人材に困っていませんか?」と飛び込み営業をする傍ら、インターネットの会社を調べたり、ガイアックスの事業に近いところの会社を調べたり、あとは色んな人達との人脈を作るようなことをしていた感じです。

日本でも営業は経験されていましたが、中国でも同じように上手くいったのですか?

いいえ。違った意味で、いろいろ大変でしたね。言葉もよく分からないし、中国人に怒られるし。(笑)中国のビジネスビルって30階とか60階とか普通にあるんですよ。入ろうと思うと警備員がいてうるさいんです。そこで第1関門があるわけです。受付に行って、「誰にアポイント取っていますか?」と聞かれるので、それ以上は行けないんですよ。だからそこで例えば、ETIC.さんの看板が出ていたら、「ETIC.さんに行きたいんです。」と言って「ETIC.さんのどなた宛てですか?」と聞いてくるので、田中さんとか、木村さんとか、在籍していそうな名前をとりあえず挙げて、そうするといちいち確認しないので、許可証をもらえてビルの中に入れるんです。それで日系企業の看板を見つけて、コンコンと入って行って、「すみません。ノーアポイントなんですけど。」と必ず日本語で言うんですね。そうすると向こうの中国人スタッフは中国語で言ってくるので、「よく分かりません。」みたいな感じで、日本語で返すんです。そうすると向こうも日本人だなというのは分かるみたいなんですね。でも彼らは日本語が良くわかんないので日本人の上司に通そうとなって、総経理といって支社長とかマネージャークラスの偉い人達が「どのようなご用件ですか?」とくるんです。それで「実はちょっとこういうことやっていまして…」と言ってその場で商談が始まるんですね。「忙しい」と言われたら、「13時に来ますとか、何時に来ます。」と言って再度訪問する。そんな営業をずっと繰り返していると、先方から電話がかかってきて、「もっと詳しく話を聞かせてほしい。」という風になるんです。もちろん門前払いされる方が多いですし、「今、全然アポイント取ってなく回っている業者がいます。」みたいに警備に通報されたり。そうすると警備員が上がってきて僕を探す訳ですよ。困るじゃないかみたいな顔をされたりとか、追いかけられたり、非常階段で下り降りたりしたんですけど(笑)。そういうのはよくやっていましたね。4ヶ月程中国には滞在しましたけど、日本の営業の大変さとはまた違った意味で苦労しました。

自分達の想いを乗せて、事業を形にしていけるプロセスを経験できるのは、小さい会社ならではなので、そういうところがベンチャー企業の醍醐味だと思います。

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大学卒業後は、ガイアックスに入社されますが、その経緯を教えてください。

3年の秋くらいから就活が始まるんですが、インターンは継続していたので、「就活しようと思うんで、そろそろ辞めようと思います。」と話をちょくちょくしていたんですよね。そうしたら、「社員として働かないか?」というお誘いを頂いたんです。

ガイアックスへの入社は迷いなく決められたのですか?

色々な企業を見てみたいなと思っていたので、当然迷いましたね。

ただ、働いてみて、ガイアックスの社員はみんな優秀だなと感じていたので、自分でもやっていけるか、という不安もあったんですが、自分が成長する一歩としては成長できる十分な場所じゃないかと思って入社を決意しましたね。その時、何社か採用説明会に行っていたんですよ。行っていたんですけど、そこでいろいろな質問を採用担当者の方にしていたのですが、いまいちピンとこなかったんですよね。それよりもガイアックスの社員と話している方がピンと来ていたので、そういうところは大きかったですね。

それと自分で営業活動をしていく中で、自分で回していけることの楽しさを経験したことは、すごく大きかったと思います。大企業にいくと中々そうはいかないというのを、OBの人とか色々なところに聞いて分かっていたので、自分の意志でできるのに10年以上時間が掛かるよりも、小さいスキームではあっても自分で回していきながら、少しずつ影響力を大きくしていけるとか、もしうまく成功すれば大きなビジネスができるかもしれないという可能性の方が僕にとっては魅力的だったのも入社の決め手になりました。

実際社員になってはどのようなキャリアを歩まれるんですか?

社員となっても最初の2年間は、営業マンとして働いていました。その後チーム長になって、チーム長の後にその部署から離れて、他事業部の部長になりました。

入社した当時は広告の事業部があったので、インターネット広告をサイバーエージェントさんみたいに取り扱っていく代理店的な仕事とプラスして簡単なWEBサイトの構築、キャンペーンでサイト製作と広告を一手に引き受けてやりますという営業をやっていました。

事業部長になってからの面白さ、苦労だと感じていることを教えてください。

そうですね。部内にはインターン生が多かったのでメンバーをどう教えて、戦力にしていくかを試行錯誤するのは面白かったですし、インターン生を育てるのが自分の仕事だろうと思っていました。なのでそこをやらなきゃいけないと思っていたんです。

そもそも部長になって最初の頃は営業の獲得をどんどん自分でしていって、自分がプレイヤーとしてやっていたんですよ。そうするとチームの予算とか達成できないし、回らなくなっていくことに段々気づいたりして、人を戦力にしていかないと自分がきついなという風になっていったんです。じゃあメンバーを育て、一緒に強いチームをつくろうという思考に変化していった感じですね。

ただ、育てると言っても簡単にはいかず、「辞めたいんです。」とか「全然どうしたらいいのか分からないです。」とか、インターン生が壁にぶち当たった時に、それを一緒に解決していくのが、なかなか上手くいかなかったです。そこが一番の壁であり、苦労した点です。

ガイアックスの事業規模が大きくなる過程で、どんなところに面白さを感じていたのですか?

事業の浮き沈みが激しいというのは、後から言えば面白かったと思うんですけど、当時はそれどころじゃないですよね。次に何が起こるか分からないとか、投資したお金が全部なくなったみたいなこととか、そんな危機もありましたし、そういう波乱万丈さはベンチャーとしての面白さなのかなとは思いますけどね。

あとは、自分達の想いを乗せて、事業を形にしていけるプロセスを経験できるのは、小さい会社だったり、ベンチャー企業ならではだと思うので、そういうところは面白いんじゃないかなとは思います。それを事業として形にできて、上手くいくかどうかは別なんですけどね。

新しくビジネスを行っていく上で何か心がけていることはありますか?

僕はあまり業界を変えてやろうとか社会を変えてやろうというところに、インセンティブとかモチベーションがあるわけじゃないんです。でも自分が関わる人、サービスを提供しているお客さんなどが喜んでもらえることで、その輪が広がってゆけば更に事業が大きくなっていくんじゃないかと思うんです。事業で社会課題を解決していくということも、もちろんあるんですけど、どちらかというと僕の場合は、身近にいる人が幸せなっていくことが大切だと思うんです。身近な人の幸せの輪が広がっていくことの方がイメージしやすいんです。なのでまずは身近な人たちに喜んでもらえるビジネスを行っていければと思います。

「もう辞めたい」と思うことが必ず来る。だから自分の中でインターンシップをやり切るための明確な目的を定めておくことが大切です。
これからインターンを始める学生にメッセージをお願いします。

インターンというのは、学生が社会に出る時の1つのきっかけ、社会を知るきっかけだと思うんですよね。それはアルバイトでも知れたり、学生団体でも知れたりすると思うんですけど、企業に入っていって、「社会の中で会社って、こう動いているんだ」とか「働く価値観ってこういうことなんだ」ということを知るきっかけだと思うんです。だからこそ僕はインターンをやるなら大事にして欲しいなと思っていて、なぜなら最初に入る会社で自分の仕事観がすごく植え付けられると思うんです。だから大企業に入って、残業なくて9時~5時で帰れるという仕事観が最初に身に付いちゃうと、その仕事観からスタートして始めるだろうし、ハードなところで働いて、24時間365日働きますみたいなところでインターンをすれば、そういう価値観になるだろうし。どっちが良いとか悪いじゃなくて、その最初に身に付けた価値観が今後の長く働く上での大事な価値観になってくるはずなので、それはすごく影響があることだと思っています。なので、インターン先は何となく選ぶのではなくよく考えて選んだ方がいいと思いますね。

あとは、インターンへの目的意識を明確に持つということですかね。

ガイアックスに来るインターン生全員に言うんですけど、インターンがスタートした時は、基本的にはすごく頑張ろうと思って来ていると思うんですよね。だけど僕もそうだったんですけど、たいがい1度は打ちのめされると思うんです。「もう辞めたい」と思うことがインターン中に必ず経験すると思うんです。その時に、「スタート時にインターンをやろうと思ったきっかけや動機をもう1度思い出せ」と話をしています。必ず挫けそうな機会が誰しも絶対来ると思うんですけど、その時に「自分は何のためにやっているんだ?」「どうしてこのインターンシップに挑戦していたのか?」ということを、スタート時にしっかり自分の中で目的を定めておかないと、すごく気持ちがぶれちゃうんです。「もう辞めちゃおうかな」と、楽な方に流れるんですよね。「中小企業診断士を取ろうかな」とか、「ゼミも大変だし」と言い訳に走りやすい。実際大変なんですけど、「大変なことを「覚悟」→(『覚悟』)して来るんだよね」ということがETIC.のインターンシップを始める上での前提だと思っているので、「そういうことを明確にしてから来るんだったらぜひ、チャレンジしてね」と言いたいですね。

(2011年1月取材)

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