イベント概要
下川共育フォーラム〜オンラインイベント
森とスキージャンプ〜子どもたちが輝く”共育”の場づくり
スキージャンプでオリンピック選手を多数排出してきた指導者の視点や、幼児〜高校生までの先駆的に積み重ねてきた森林環境教育の視点から、下川町のこれまでの教育の土壌についてや、これからの教育の未来について語ります。
2018年下川町は住民委員と何度も話し合いをしながら、国連が定めたSDGsをものさしにした「2030年における下川町のありたい姿(下川版SDGs)」を策定しました。
そこには、『①みんなで挑戦しつづけるまち』から『⑦子どもたちの笑顔と未来世代の幸せを育むまち』までが、ありたい姿として描かれています。
特に、⑦子どもたちの笑顔と未来世代の幸せを育むまちは、当初入っていませんでしたが、住民委員からの要望により追加された項目です。ありたい姿にはパブリックコメント(町民からの意見)が下川町過去最高数の118件寄せられ、その約3割が⑦に対するもので、感心の高さがうかがえました。
それを受け、下川町では⑦をさらに丁寧に言語化するため、『地域共育ビジョン』を幼小中高の関係者と住民・町内の事業者あわせて16名の委員と策定し、現在はその実現に向けて取組みを進めています。この『地域共育ビジョン』は子どもを育む地域の姿という位置づけとなっています。
下川町地域共育ビジョン
https://www.town.shimokawa.hokkaido.jp/section/2020/05/post-305.html
概要
2022年4月25日(月)19時〜20時 @ オンライン
スピーカー
伊藤 克彦
下川町教育委員会(下川町ジャンプ少年団 コーチ)
全日本ジャンプチーム U20男女兼任コーチ
下川町出身の元ノルディック複合選手。ノルディック複合ワールドカップ(W杯)に1988年、1989年と2年連続出場した。 1992年にジャンプの専門指導員として下川町教育委員会職員に採用され、以後下川ジャンプ少年団の指導に当たる。
北京2022 冬季オリンピックにも出場していた、伊藤有希選手の父でもある。
http://www.shimokawajump.com/
麻生 翼
NPO法人森の生活 代表理事
大学時代に訪れた北海道の農山村に魅せられ、大学卒業後、関西での会社勤務を経てNPO法人森の生活に参画。その後、2013年6月に代表理事就任。幼児〜高校生まで15年一貫の森林環境教育や、地域のファンを育むための森林体験プログラムを提供、また有効活用されていない森林資源を活かした顔の見える木材流通の構築などの事業に取り組まれてきました。
https://morinoseikatsu.org/
本間 莉恵
下川町教育委員会 地域学校協働コーディネーター
高校卒業後、新潟市に在住。大学でランドスケープデザインを学び、自然体験や環境教育にも興味を持ったことをきっかけに教育の仕事とのご縁が生まれる。新潟NPO協会での学校と地域をむすぶ地域活動体験コーディネーターの経験を経て、2012年4月「みらいずworks」を共同創業。コーディネーターの経験を活かしながら、 ファシリテーションをベースとしたキャリア教育の企画、支援に取り組む。
2019年より、下川町の地域おこし協力隊として、未来の学びコーディネーターとして着任し、学校教育現場と地域を繋いだ教育を実践。
加勢 雅善
NPO法人ETIC. シニア・コーディネーター
下川町教育委員会 ICTアドバイザー
05年NPO法人ETIC.に参画。10年より内閣府の事業として2年間で100名の社会起業家の支援事業の責任者を担う。企業の社会貢献活動や新規事業開発等での、NPOとの連携を中心にしたアドバイザー業務に従事。
公式ホームページ・関連サイト
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSc-udfra56nNXv0Uj-WyA4foU89k9u6CBFKrJU5F28Q2Y6R_A/viewform
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2019/11/11(月)