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セミナー・講演会

第8回みちのく復興事業シンポジウム「2030年から見た東北」

東京都/オンライン

2020/03/10(火)

第8回みちのく復興事業シンポジウム「2030年から見た東北」

イベント概要

「みちのく復興事業パートナーズ」は、3月10日(火)に東京・汐留の電通ホールで第8回みちのく復興事業シンポジウム「2030年から見た東北」を開催することにしておりましたが、新型コロナウイルス関連の更なる感染拡大の可能性を鑑み、オンライン開催に移行することといたしました。 ご理解いただけますよう、お願いいたします。 視聴方法等は、追ってお知らせいたしますので、是非、オンラインでのご参加をお願いいたします。

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「みちのく復興事業パートナーズ」は、これまでの東北復興の実践を通じ、これからの社会を考えるシンポジウムを、東日本大震災から9年となる3月10日(火)に開催いたします。

「みちのく復興事業パートナーズ」は、2012年6月にスタートした、東北で活動する起業家、NPO・団体などを企業が協働で支えるプラットフォームです。現在、花王株式会社、株式会社ジェーシービー、株式会社ベネッセホールディングス、電通の4社が参画しています。 東北は、少子高齢化、過疎化など、震災前から20年後の日本を先取りした「社会課題先進地域」と言われていました。しかし震災後は、これまでと違う価値観での豊かな暮らし方や、持続可能な地域社会をつくろうとする取り組みが数多く生まれ、取り組む人や活動がつながり合って地域が変わり始めています。

10年後のSDGs達成の期限でもある2030年からみると、都市部よりもむしろ東北の方が、予測困難なこれからの社会へのヒントと希望に満ちた実験場となり得ます。本シンポジウムでは、そのような認識に立って、東北の実践から生まれた“未来の兆し”について考察します。

【概要】
■タイトル 第8回みちのく復興事業シンポジウム「2030年から見た東北」
■日時 2020年3月10日(火) 15:00~17:30 (開場14:30)
■場所 電通ホール(東京都港区東新橋1-8-1 電通本社ビル1階)
※新型コロナ感染症対策に伴いオンライン開催となりました。視聴方法は別途ご案内致します。
■参加費 無料(要事前申込)
■定員 200名(先着順)
■対象 未来の社会、SDGs、復興や地方創生に関心の高い方
■主催 みちのく復興事業パートナーズ、NPO法人ETIC.

【プログラム内容】
■第1部基調講演 「2030年の経営」
・早稲田大学 大学院経営管理研究科 教授 入山章栄氏

■第2部東北の実践者のショートプレゼン「2030年の〇〇とは?」
.「2030年の食べる」漁業生産組合浜人/一般社団法人フィッシャーマンジャパン代表 阿部勝太氏
.「2030年の暮らす」一般社団法人日本カーシェアリング協会 代表理事 吉澤武彦氏
.「2030年の働く」合同会社巻組 代表 渡邊享子氏

■第3部ディスカッション「2030年妄想会議」
・第2部登壇者(阿部勝太氏、吉澤武彦氏、渡邊享子氏)
・株式会社BIOTOPE CEO/チーフストレテジックデザイナー佐宗邦威氏
・株式会社エンパブリック 代表 広石拓司氏
・モデレーター/ETIC.代表理事 宮城治男

【登壇者プロフィール】
■入山 章栄(いりやま・あきえ)氏
早稲田大学大学院 早稲田大学ビジネススクール 教授

慶應義塾大学経済学部卒業、同大学院経済学研究科修士課程修了。 三菱総合研究所で、主に自動車メーカー・国内外政府機関への調査・コンサルティング業務に従 事した後、2008年に米ピッツバーグ大学経営大学院よりPh.D.を取得。 同年より米ニューヨーク州立大学バッファロー校ビジネススクール助教授。 2013年より早稲田大 学大学院 早稲田大学ビジネススクール准教授。 2019年より現職。 「Strategic Management Journal」「Journal of International Business Studies」など国際的な主要 経営学術誌に論文を多数発表

―著書
『世界標準の経営理論』(ダイヤモンド社)
『世界の経営学者はいま何を考えているのか』(英治出版)
『ビジネススクールでは学べない 世界最先端の経営学』(日経BP社) 他

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■阿部 勝太(あべ・しょうた)氏
漁業生産組合 浜人/一般社団法人フィッシャーマンジャパン 代表

1986年、宮城県石巻市に漁師の息子として生まれる。仙台や東京で会社員を経験後、故郷の同市北上町の十三浜に戻り、ワカメ漁師になる。震災後、壊滅的な被害を受けた漁業と地域の再生を目指し、5つの家族とともに浜人(はまんと)を立ち上げ、東京の大手企業と組んだ商品開発やプロモーションなどを実施。また、三陸の若手漁師らと協力してフィッシャーマンジャパンを設立、代表に就任。漁業を「儲かる産業」へとイメージを変え、後継者を育成するプロジェクトなどを展開している。

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■吉澤 武彦(よしざわ・たけひこ)氏
一般社団法人日本カーシェアリング協会 代表理事

兵庫県姫路市出身。大学卒業後は大阪の企業に勤めながら週末などに社会活動を開始。退社後に活動を本格化させ、様々なプロジェクトに取り組む。震災後、全国から寄付された車を活用して支え合う地域をつくる日本カーシェアリング協会を設立し、宮城県石巻市で活動。2013年、日本全国にネットワークを持つ一般社団法人OPEN JAPAN(旧ボランティア支援ベース絆)の代表理事に就任。

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■渡邊 享子(わたなべ・きょうこ)氏
合同会社巻組 代表

1987年埼玉県生まれ。大学院在学中に震災が発生。そのまま宮城県石巻市に移住し、中心市街地の再生に関わりつつ、被災した空き家を改修して若手の移住者に活動拠点を提供するプロジェクトをスタート。日本学術振興会特別研究員を経て、2015年に合同会社巻組を設立。地方の不動産の流動化を促す仕組み作りに取り組む。2016年、COMICHI石巻の事業コーディネートを通して、日本都市計画学会計画設計賞受賞。2019年、日本政策投資銀行主催の「第7回DBJ女性新ビジネスプランコンペティション」で「女性起業大賞」を受賞。

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■佐宗 邦威(さそう・くにたけ)氏
株式会社BIOTOPE CEO/チーフストラテジックデザイナー

イリノイ工科大学デザイン学科修士課程修後、P&G、ジレット、ヒューマンバリュー社を経て、ソニークリエイティブセンター全社の新規事業創出プログラムの立ち上げなどに携わったのち、独立。B to C消費財のブランドデザインや、ハイテクR&Dのコンセプトデザインやサービスデザインプロジェクトを得意としている。著書に『21世紀のビジネスにデザイン思考が必要な理由』『ひとりの妄想で未来は変わる VISION DRIVEN INNOVATION』他。

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■広石 拓司(ひろいし・たくじ)氏
株式会社エンパブリック 代表

1968年大阪市生まれ。三和総合研究所(現 三菱UFJリサーチ&コンサルティング)入社。97年、ED ! SON(市民生活室)を立ち上げ、市民参加の社会デザイン、企業と顧客のコミュニケーション事業の開発に取り組む。2001年よりETIC.に参画し、社会起業家の育成に取り組む。08年、エンパブリックを設立。一人ひとりの経験や知恵、アイデア、思いなどの資源を発掘し、それをワークショップやサークル活動の形にして社会に流通していく「市民社会のバリュー・チェーン」のための技術と仕組みの研究開発、普及に取り組む。現在、ETIC.シニア・フェロー、NPO法人えがおつなげて理事、慶応大学SFC研究所上席所員(訪問)。

公式ホームページ・関連サイト

https://www.etic.or.jp/sympo200310/

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