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社会政策ニュースクリップ~2016年5月1週版~

2016.05.02 

震度7。堅牢な熊本城の一部が、白い土埃をあげて崩れました。余震はまだ続いています。今、私たちに何ができるのでしょうか。そして私たちの社会はこの危機にどう対応できるのでしょうか。 熊本城

支援、点から線へ 避難者窮状、ネットで拡散 物資だけでなく真心も

http://mainichi.jp/articles/20160418/ddl/k43/040/228000c 被災地では指定避難所が足りず、多くの方々が臨時避難所に避難しました。指定避難所ではないという理由で物資が届けられない窮状をSNSで拡散して、支援が届いたそうです。制度の足りない部分を、当事者の声が広く伝わることで補うことができました。

阿蘇大橋の崩落現場 国土地理院がドローンで撮影

実用化が進むドローンが、今回の震災で大きく活躍しそうです。人が立ち入れない危険な場所や孤立してしまった場所の情報を、迅速かつ精密に集めることが期待されます。

外国人旅行者に災害関連の情報発信強化

http://www.asahi.com/articles/ASJ4K4GJ3J4KUTIL018.html アプリ「safetytips」は、外国人旅行者のために、英語、中国語、韓国語で地震関連の情報を提供しています。緊急地震速報をそれぞれの言語で通知するほか、震度3~7までどのような規模の地震なのか、分かるように発信。

熊本地震被災者の皆さまへ 政府応援情報

http://www.mlit.go.jp/kankocho/news03_000154.html http://www.kantei.go.jp/jp/headline/saigai/kumamoto_hisai.html 首相官邸のホームページでは、物資支援状況や避難所生活の注意点のほか、各種行政手続きについて紹介しています。政府からの発信として、スピード、クオリティとも高く、東北地震の経験の重みを感じる対応です。

政府、被災者向けツイッター開設

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016042000941&g=soc 政府が開設したツイッターアカウントでは、省庁や地方自治体の災害支援情報をまとめて入手できます。避難生活ではパソコンを使えない人が多いと思いますが、ツイッターならばスマートフォンで気軽にアクセスできるので便利でしょう。 今回の地震では、震度1以上の地震が900回を超えたそうです。被災者の方々はまだ心休まらず、お困りのことも多いかと思います。今後インフラが回復して外部からの人材支援が入り、必要な人に必要な情報と十分な支援が行き届くことを期待します。

この記事を書いたユーザー
服部 美咲

服部 美咲

1983年群馬生まれ。慶應義塾大学文学部教育学専攻修了。農と教育に関心を持ち、オーガニックシンポジウムなどにも参加する。学生時代から、四国遍路や熊野古道めぐりを経て、インドネシアやブータンを訪れ、「幸せな生き方とは何か」と模索する。現在は塾講師をする傍ら、フリーライターとして活動。読書と日本酒、猫をこよなく愛する。

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