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#社会・公共

情報化時代に適応できる国とできない国の運命、「都市のあるべき姿」など~7月3週目社会政策ニュースクリップ~

2016.07.12 

政治や町づくりを人任せにせず、私たち自身で考えて動かしていきたい!そんな夏のためのニュースクリップ! まず、「どのようにして政治や社会に参加するのか」という話題。

「誰も政治を教えてくれなかった」人たちへ

若者 ニュースはこちら>>http://politas.jp/features/10/article/494

「選挙に行かないのは完全服従の証」と挑発的な言葉も出てくる記事。社会は私たち一人ひとりがつくるものですが、そのための手段が選挙です。政治参加は一見難しく感じますが、この記事はたとえ政治や社会の仕組みがよくわからなくても、選挙で自分の考えを表明できると主張します。そのとってもシンプルな一票の投じ方とは? 参院選は終わりましたが、これからを考えるために。

今できることを、ひとつずつ、一歩ずつ。バングラデシュのテロ事件現場近くにいて考えたこと。

バングラデシュのこどもたち ニュースはこちら>>http://eedu.jp/blog/2016/07/04/promise_in_bangladesh/

7月1日の夜、バングラデシュで起きた人質テロ事件では、7人の日本人も亡くなりました。現地でいざというときに役立つのは、迅速で正確な情報です。 今回のテロ、犯行の背景には「貧困」があるのかと思いきや、実は、武装グループは比較的裕福な家庭出身の若者だったことがわかっています。

テロをなくすために必要なのはお金だけではないのかもしれません。私たちが「テロなき社会」のためにできることを考えていきたいですね。 次は、新しい国と町をつくる話題。

情報化時代に適応できる国とできない国の運命

エストニア ニュースはこちら>>http://jp.techcrunch.com/2016/06/28/20160625governments-must-embrace-the-information-age-or-risk-becoming-obsolete/

Skypeの祖国、エストニア。IT立国が成功した要因の1つとして、政府がいち早く公共サービスにITを取り入れたことが挙げられます。 先日亡くなったアルビン・トフラー氏が「第三の波」で言う3つ目の波、脱工業化・情報化時代のさなかで、日本がこの波に取り残されないためにも、デジタルインフラにスムーズに移行できるよう、十分な安全策などのサポート政策が急がれます。

YCombinatorが研究プロジェクト「都市のあるべき姿」を推進、SimCityのファンはぜひ参加を

ニュースはこちら>>http://jp.techcrunch.com/2016/06/28/20160627ycombinator-makes-every-simcity-players-dream-reality-with-new-research-initiative/

ベンチャーキャピタルのYCombinatorがまた面白いことをはじめようとしています。 以前ニュースクリップでお伝えした「オークランドのベーシックインカム検証」に協力しているYCombinator、今回は、都市問題の研究・解決とスタートアップ支援をミックスしたプロジェクトを始動。人気の都市開発ゲーム「シムシティ」のように、新しい都市をつくる計画なのでしょうか。続報が待たれます!

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服部 美咲

1983年群馬生まれ。慶應義塾大学文学部教育学専攻修了。農と教育に関心を持ち、オーガニックシンポジウムなどにも参加する。学生時代から、四国遍路や熊野古道めぐりを経て、インドネシアやブータンを訪れ、「幸せな生き方とは何か」と模索する。現在は塾講師をする傍ら、フリーライターとして活動。読書と日本酒、猫をこよなく愛する。

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