イベント概要
◆当事者のエッセイを活かしたファンドレイジングキャンペーン
NPO法人シングルマザーズシスターフッドでは、オンラインの「セルフケア講座」をはじめとしたエンパワメントの取り組みを全国のシングルマザー向けに実施しています。そのアドバンスプログラムとして、シングルマザーが自身の体験をもとにエッセイを執筆し、支援活動への寄付を呼びかける「寄付キャンペーン」を年に2回おこなっています。
・2022年寄付月間キャンペーン https://congrant.com/project/sisterhood/5833
・2022年Mother's Dayキャンペーン https://congrant.com/project/sisterhood/4690
◆受益者から表現者へ
通常は「支援される」立場にあるシングルマザーが、「活動の主体者」「表現者」になるという経験は、本人にとっては大きなパラダイムシフトであり、その体験から得られた自信、癒し、仲間とのつながり、充実感、といったものは、本人にとって一生の財産となります。
◆当事者にとっての効果
このキャンペーンを実施するなかで、ファンドレイジングの手法として寄付金を集める効果はもとより、参加した当事者たちが、①エッセイの執筆を通して自分自身をポジティブに再定義する効果、②執筆者と校正者の共同作業によるピアサポートの効果、③チームでプロジェクトを推進する経験、といった「人生を前向きに進める力を得る機会」としても、非常に有効な手法として手応えを感じています。(参加者の声はpeatixページに掲載しています)
https://new-solidarity.peatix.com/
◆運営ノウハウをパッケージ化
「自分たちの団体でもこんなキャンペーンをやってみたい」と、他団体から問合せを頂くことも多くなり、本キャンペーンの運営ノウハウとツールを、この度パッケージとしてまとめ、提供できるようにしました。
本セミナーでは、実際のパッケージから、プロジェクト運営のツールとポイントを抜粋して紹介します。新たなファンドレイジングの手法を探している方、受益者を表現者として、共に取り組む活動に関心のある方の参加をお待ちしています。
※パッケージや、実行に向けた運営支援は有償で提供予定です。
<本セミナーの内容>
・シングルマザーズシフターフッドにおける寄付キャンペーンの紹介
・プロジェクト運営ツールの紹介
「実施の7つ道具」から2つを抜粋して紹介します
①チームビルディング:「アジェンダシート」
②クオリティマネジメント:「下書きシート」
③振り返り:「賞賛ミーティング記入シート」
・質疑応答
<スピーカー>
吉岡マコ(シングルマザーズシスターフッド代表理事)
澤田茉莉(「表現による自己の回復プログラム」パッケージ化プロジェクトリーダー)
佐藤絵理(保健師、助産師、看護師、東北大学大学院医学系研究科 看護学修士)
●日時
2023年3月27日(月)12:00~13:00
●実施形態・会場
オンライン(zoomミーティング)
※お申込み頂いた方にURLを案内します
●参加費
無料
●対象者
困難を抱える人々を支援する活動に取り組んでいる方。
非営利組織で直接支援の活動に関わる方を想定していますが、所属先の法人格は問いません。
●申し込み方法:peatixよりお申込ください。
https://new-solidarity.peatix.com/
●問い合わせ先
NPO法人シングルマザーズシスターフッド事務局