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【調査報告:サマリ】ソーシャルビジネス・社会起業家に関する若者認知度調査2013

2013.09.18 

次世代を担う若者への機会提供を通し、起業家型リーダーの輩出と、社会にイノベーションを生み出すことを目指すNPO法人ETIC.(所在地:東京都渋谷、代表理事:宮城治男 以下 ETIC.)は、ソーシャルビジネス・社会起業家というコンセプトに関する認知度調査を実施しました。

 

なお、本調査は、株式会社セレス(所在地:東京都港区、 代表取締役:都木聡 以下セレス)の協力を得て、セレスの運営するポイントサイト・モッピーの登録会員を母集団とする全国の20代・30代の男女を対象としております。

 

近年、「ソーシャルビジネス」やその担い手である「社会起業家」に注目が集まっています。ETIC.が2013年5月より開始したソーシャルビジネス/NPO/ベンチャーに特化した求人サイト「DRIVE」では、これからソーシャルビジネスの担い手となるであろう20代・30代の認知度や関心・経路を明らかにすることで、今後の取り組みに活用していく所存です。以下では、調査から得られた主要な示唆をまとめ、報告いたします。

 

< 調査概要 >調査方法:インターネットによる調査 調査対象:全国の20代・30代の男女 (セレスが運営するポイントサイト・モッピーの登録会員を母集団とする) 対象者構成:男性20代 238名、男性30代 354名、女性20代 351名、女性30代 367名 調査時期:2013年8月21日 ? 2013年8月22日 実施機関:NPO法人ETIC. アンケート実施協力:株式会社セレス(アルバイト求人サイトモッピージョブを運営 )

20代・30代の64%が、ソーシャルビジネス・社会起業家という言葉を聞いたことがある。

Q1. 「ソーシャルビジネス」または「社会起業家」という言葉を知っていますか。

コンセプトの認知度(n=1,310)

ソーシャルビジネス・社会起業家の認知度

  • 調査結果からは、「ソーシャルビジネス」・「社会起業家」という言葉を「聞いたことがある」20代・30代は6割を超えていることがわかりました。また、全体の7%は「内容まで詳しく知っている」と答えています。
 

テレビを経由しての認知が43.7%と圧倒的に多く、ニュースサイトの23.7%と続く。

Q2. 「ソーシャルビジネス」「社会起業家」をどういった経路で知りましたか。(複数回答) (集計ベース:Q1で「内容まで詳しく知っている」「聞いたことがある程度」と回答した人)

「ソーシャルビジネス・社会起業家」コンセプト認知経路(n=822)

コンセプトの認知経路(メディア)

  • 20代・30代の若者のうち42.2%が「ソーシャルビジネス」、「社会起業家」というコンセプトをテレビ経由で認知しています。次点のニュースサイトは23.7%となっており、テレビとは大きく差がついています。
  • テレビ・ニュースサイトに続く認知経路としては、雑誌(9.3%)や新聞(8.7%)が挙げられており、facebook(3.9%)や、Twitter(2.9%)などソーシャルメディアは雑誌・新聞の半数程度となっています。
 

20代・30代の若者の間で最も認知度が高かったのは「日本ブラインドサッカー協会」

Q3. リストの団体・企業の中で、ご存知のものを全てお答えください。 (30事業者のリスト2から複数回答)

ソーシャルビジネス認知度ランキング(n=1,310)

No.事業者認識率
1日本ブラインドサッカー協会6.7%
2エイズ孤児支援NGO・PLAS4.1%
3NPO法人かものはしプロジェクト3.4%
4株式会社スワン3.3%
5ココ・ファーム・ワイナリー2.9%
5株式会社大地を守る会2.9%
7NPO法人ETIC.2.6%
8ケア・センターやわらぎ2.4%
9有限会社ビッグイシュー日本2.4%
10古野農場1.6%
  • 20代・30代の若者の間で最も認知度が高かったのは、「日本ブラインドサッカー協会」の6.7%でした。以下、「エイズ孤児支援NGO・PLAS」、「NPO法人かものはしプロジェクト」と続きます。
  • 1位から15位までのランキングや、ソーシャルビジネス別の想定認知経路については、こちら<ランキング詳細編>をご覧ください。
  1. 本調査における回答率は、事業者名の認知度を問う設問への回答であり、サービス内容や起業家本人の認知度とは異なる点に注意が必要です。
  2. 本調査に用いた30の事業者リストは、経済産業省、日本経済新聞社、ダイヤモンド社等による社会起業家特集記事等を参考に作成しました。従って、自社をソーシャルビジネス・社会起業家であると自社を認識または訴求していない場合もあります。

 

 

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