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「能登の課題解決に向かってチャレンジしてくれる仲間がほしい」―能登半島地震復興支援 9月活動報告会レポート(後編)

2024.12.09 

石川県・能登半島では、2024年元日に起きた大地震、今年9月下旬に発生した豪雨による水害によって、支援活動の状況に大きな関心が寄せられています。

 

震災直後に現地の団体を中心に発足した能登復興フットワーク(愛称:いやさか)は、9月26日、現地の状況を伝えるため、活動報告会をオンライン開催しました。全国の中間支援組織ネットワーク「チャレンジ・コミュニティ・プロジェクト(チャレコミ)」(事務局 : NPO法人ETIC.[エティック])をはじめ多くの人が参加した報告会のレポートとして、前編に続き、一部をご紹介します。

>> 前編

 

<登壇者>

森山 奈美(もりやま なみ)さん 株式会社 御祓川 代表取締役 (七尾市/能登復興ネットワーク事務局長)

前原 土武(まえはら とむ)さん 災害NGO結 代表 (能登全域)

山本 亮(やまもと りょう)さん 株式会社 百笑の暮らし / のと復耕ラボ 代表 (輪島市)

今井 健太郎(いまい けんたろう)さん sien sien west 代表 (七尾市)

坂井 理笑(さかい りえ)さん ひなさぽ (珠洲市)

伊藤 紗恵(いとう さえ)さん 合同会社CとH 代表 (珠洲市)

 

※記事中敬称略

※記事の内容は2024年9月26日時点のものです。

 

「もう1回」外部の人とのつながりから立ち上がれた。コーディネーター人材の参画が急務―のと復耕ラボ 代表 山本亮さん

森山 : 輪島市(わじまし)の三井(みい)地区を拠点に、震災後から支援活動を続けている、のと復耕ラボの山本さん、活動報告をお願いします。

 

山本 : 私は東京出身です。能登の里山に出会い、能登の風景や暮らしの豊かさに惚れ込んで10年前に移住しました。しかし、里山まるごとホテルを6年経営したところで、地震で被災しました。その後、復耕のために仲間とラボを立ち上げて、輪島市・三井地区を拠点に支援活動を行ってきました。

 

この夏、復旧とよばれる活動が一段落したと判断できたため、これからボランティアの受け入れや拠点運営を縮小し、森づくり、古材レスキュー、子どもの環境教育づくりなど未来に向けた活動を本格始動させようと計画を始めたところでした。しかし、その最中に水害が起きてしまった状況です。そのため、縮小しようと考えていたボランティアの受け入れと拠点運営を、再び拡大しなければと動いているところです。

 

次に地域の概要を説明します。奥能登といわれるエリアには、輪島市、珠洲市(すずし)、能登町(のとちょう)、穴水町(あなみずまち)がありますが、僕たちの拠点である輪島市の三井町(みいまち)はそのちょうど真ん中にある里山集落です。三井町は、昔話に出てくるような美しい風景が残っている地域になります。人口は約1,000名といわれていましたが、現在は800名から900名ほどに減少しているように思っています。

 

三井町のある輪島市を含めた奥能登は、美しい古民家もいまだに残る貴重な地域ではあるのですが、地震によって多くの古民家が倒壊し、減少しています。

 

のと復耕ラボの拠点に置かれた宿泊施設と活動拠点の古民家(奥) ※大雨の前、のと復耕ラボのFacebookに投稿された写真

 

のと復耕ラボでは、現在、僕が事業でレストランとして使っていた古民家を活動拠点にしていますが、周辺には芝生広場にテントを配置し、建物の中にもテントを用意して20名から25名の方が宿泊できるように環境を整え、1月10日からボランティア活動を行ってきました。それから9ヵ月経ちましたが、本当にありがたいことに、1月当初から多くのボランティアの方たちが駆けつけてくれて、これまで延べ2,000名を受け入れてきました。みなさん、一緒に地域の様々な課題や必要とされることを解決するために動いてくださっています。

 

当初、支援活動としては、がれきの撤去をはじめ、建物の中から重いものを運び出したり、崩れたブロック塀を解体したり、輪島塗りなど貴重品のレスキュー作業といったことを行ってきました。7月頃からは仮設住宅に入居される住民の方も増えてきて、ようやく被災者の方自身、避難所生活から状況が新たな変化を迎えたり、倒壊など不安の残る住宅から仮設住宅に移ったり、生活が少しずつ落ち着いてきたように感じられる方が増えてきて、僕たちの活動のニーズも少しずつ減ってきたと判断できるようになっていました。

 

そういった状況を受けて、8月中旬頃からは、地震によってマイナスになった状態を0に近づけていく復旧ボランティアから、現地メンバーが中心となって、未来をつくっていくための活動に切り替えていくような段階を迎えていました。

 

現代の里山との関わり方をつくろうと、「未来づくりのプロジェクト」として、地域内外の人と一緒に里山を再生していくことを目指して、より豊かに、より笑顔で暮らしていけるような里山の村、百笑ビレッジなど村づくりを新しく仕掛けていこうとしていました。水害が起こる3日前にも、プロジェクトの進め方などを決める会議を開いていました。未来に向けて先に進もうとしていた矢先で起きた豪雨災害を目の当たりにして、正直、僕自身の心は折れかけました。「また、1月の状況に逆戻りするのか」とがっかりしていました。

 

地域で最も水害の被害が大きなところでは、河川の端に土砂と木が詰まって川が氾濫してしまって、3軒の住宅に床上浸水や床下浸水が起こりました。また、川がオーバーフローしてしまったことで、その奥にある家まで車もたどり着けなくなって孤立してしまったり、車庫が流されてしまったり、命は助かったのですが、とても大きなダメージを受けた方々もいます。

 

僕たちは、大雨による災害が起きた9月21日の週末も、これまで連携してきたボランティア団体の方々と現場で土砂の撤去などを行っていましたが、日曜日にはボランティアをやると決めながらも、実際、自分自身は心がバキバキに折れていました。被災者の方々にも「もう心折れたわ」とおっしゃっていた方が本当にたくさんいました。それでも僕たちが「もう一回」と、早く行動を起こせたのは、つながりによる支援と、右腕プロジェクトで参画してくれているメンバーたちの存在がすごく大きいです。外の人との関わり自体がめちゃくちゃ大きかったと思っています。

 

9月22日の日曜、23日の月曜と、ボランティアに来てくださっていた方も含めて物資を届けてくれたり、「大丈夫か?」と現地まで来てくれたり、右腕メンバーも滞在期間を延長しようとしてくれたり。右腕プロジェクトは、NPO法人エティックが地域での支援を調整するコーディネーターたちを各地から災害地へと派遣してくれ、現地で動いているメンバーを助けようとしてくれる仕組みで、今も僕のとなりに右腕メンバーたちがいてくれています。そういったメンバーたちのおかげで、僕自身、立ち上がることができていると感じています。

 

それでも、この水害は、多くの人と協力しながらの初動と人海戦術が大事になります。まず土砂が乾燥する前に撤去しなければなりません。そして、土砂が撤去されることで、心折れるような気持ちの状態の被災地の方を助けることができると思っています。

 

この週末(9月28日・29日)は、僕たちのいる三井地区の拠点に75名のボランティアが来てくれる予定です。みなさんにどこでどう活動してもらうか、その調整業務のために今日もミーティングや連絡のやり取りを繰り返しています。本当にこうした状況では右腕メンバーがいてくれなければ厳しいことばかりなのですが、右腕メンバーたちも自分たちの本業があります。企業やNPOで働いている中で、仕事を休んだり、他のメンバーと業務の調整をしながら、1ヵ月など期間を決めて来てくれています。

 

一方で、長期で滞在し、僕たちの活動に専念できる人材が増えなければ難しい状況でもあります。特に、ニーズの発掘、ボランティアと必要とされる支援の調整、ボランティア拠点の運営を支えるバックオフィスなどを担ってくれる人材の参画が急務です。

 

また、今回、輪島市社会福祉協議会の半分以上が自宅で大雨による被害に遭っています。そういった状況のためにメンバーが抜けてしまっていることもあり、なかなかボランティアセンターの機能が戻りにくいのが現状です。今後はやはり官民が連携して協力し合う体制づくり、調整役やコーディネート役となる人材が必須だと強く感じています。

 

自治体を動かすような人材、そういった人材を雇用できる資金的援助などが必要です。この1ヵ月、2ヵ月でまずはしっかりと水害に遭った方々を支えることで、明るい未来づくりにつなげていく1か月を過ごしていきたいと思っています。もう一度ご支援いただけるとありがたいです。

生活ゴミ処理のニーズが高い中、複雑な分別処理など調整役が必要―sien sien west 代表 今井健太郎さん

森山 : 輪島市、珠洲市、能登町、七尾市を拠点に支援活動をされている各団体から活動報告をしていただきます。sien sien west 代表の今井さん、現況の報告をお願いします。

 

今井 : 僕は大阪出身ですが、この10年間は被災地を1年、2年、3年と住みながら緊急期から復興期までの活動に携わってきました。1月3日からは七尾市の石崎町(いしざきまち)に拠点を構えて、作業系支援、コミュニティ支援、福祉的な支援を行っています。

 

石崎町では、まちづくり協議会さんを窓口にニーズ分析・調整し、地域の方が必要とする片付けやブロック解体などを行ってきました。地域の方が安心してニーズを依頼できる体制づくり、保育園での焚き出しやイベント開催、またアウトリーチとして、被災者さんのお宅でお茶会、マッサージ、引っ越し支援を行うなどしています。僕たちの団体に社会福祉士が在籍している関係で、地域の包括センターからの相談にも応じています。

 

9月の大雨後の水害状況については、今のところまだ緊急的な支援のニーズは寄せられていないのですが、震災後に関しては、七尾市は倒壊件数が少ないとされているものの実際の被害件数は多いです。

 

森山 : 七尾市が件数的には一番多いですね。1万5,000件だと認識しています。

 

今井 : 特に多いのは、公費解体を行うご家庭からの「片付けを手伝ってほしい」という依頼です。中でも「生活ゴミを片づけてほしい」という依頼が多く、その際、2トンのダンプで2杯、3杯と大量に出てきてしまっている状況です。そういった作業にはやはり人手が必要で、七尾市の災害ボランティアセンターが閉じている今、関連情報が発信されないことも含めて、片付けの依頼が可能だということを地域住民の方々に伝えていく必要があると今強く感じています。

 

また、七尾市の民間災害ボランティアセンターの運営について、関連情報を発信するために七尾市と動いていて、市民からたくさんのニーズが寄せられる可能性があると考えています。ただし、七尾市の災害ゴミの出し方については、仮置き場が現在は閉鎖してしまっている中で、各地のリサイクルセンターに出すための分別方法が複雑で、有料か無料かの区別もつきにくいため、現場の状況を知らない地域外の人たちにとってハードルが高い作業になっています。そのため、現場をサポートできるコーディネーター人材が必要です。

子どもたちの通学路の状態に危機感。改善のため情報収集を―ひなさぽ 坂井 理笑さん

森山 : 今回、金沢市などへ二次避難される方もとても増えているのが特徴の一つです。二次避難の方のサポートをされているひなさぽの坂井さんからも活動状況をお願いします。

 

坂井 : ひなさぽでは、発災当初2次避難者の支援を行なってきました。最初の数ヶ月間は温泉宿やホテルに窓口を設置し、行政等への諸手続きをしたい住民の方々のお手伝いをしていました。現在は、SNSでの情報発信や、金沢で窓口を置いて二次避難された方々の相談の対応をしています。

 

能登の現況としては、通学路が危険な状況になっています。塀が倒れている場所があったり、道が陥没して片道通行になっていたり、山道では片道通行で歩道がなく、塀が倒れた道路を車が走る中、それをよけながら小学生が歩かなければならないという、とても危ない状況です。ほかに通学できそうな道はないのか、など情報収集のために様々な通学路を撮影し、地図上に載せていくことを現在行っています。

 

(※以下は11月4日坂井さんより追記)

この発表の後、通学路は改善され少し通いやすくなりました。11月現在、金沢で定期的に行なっていた相談窓口は一旦収束する方向です。また、集落名がわかる地図の制作、施設や地区の情報発信支援、豪雨で野外で活動ができなくなってしまった子どもたちにむけての支援を行なっています。

 

↓ 地図に出てこない地区分けがわかる地図(輪島市ー珠洲市ー能登町)

https://www.facebook.com/photo?fbid=122189254196215907&set=pcb.122183610962215907

外部から人や企業を呼び、事業をつくることで過疎地の課題も解決したい―合同会社CとH 代表 伊藤紗恵さん

森山 : 珠洲市で奥能登ブリッジを運営している、合同会社CとHの伊藤さんも活動の報告をお願いします。

 

伊藤 : 珠洲市の飯田町(いいだまち)・珠洲市役所すぐそばに拠点があります。地域ビジネスをつくる地域の人と首都圏の人をつなぎながら新しい活動を起こし、地元の女性の雇用を生み出す取り組みを行っています。

 

今、能登では、もともと過疎化先端地域としての課題が、今回の震災と水害でさらに20年ほど時間が進んだといわれています。しかし、これは能登だけではなく、未来の地域の姿なのではないだろうかと個人的には捉えています。例えば、空き家の活用がここ何年か注目されてきたと思いますが、対象となる空き家がすでに廃墟になるのではないかと、地方にとって次に向き合うべき課題が浮上しているように思っています。

 

また、以前から能登での支援者のための宿泊施設が不足していること、また支援にあたる人自体が不足していることが課題としてあります。今後も、建物を解体して更地にし、ゼロからあらゆるものを立ち上げる余力がある人も多くはないだろうと思っています。若い世代が能登から出て行っているのを感じるなど、現地で拠点を設けて支援活動を続けることが難しい状況にあります。特に、冬に向けて能登が静かになるのを想像すると、復興活動や未来に向けた活動が停滞していくことに大きな不安を持っています。

 

しかし、幸いにも今回の水害では、私たちの拠点は被害が少なく、事業が止まることもありませんでした。できるところから未来をつくっていく活動をさらに加速していきたいです。共感してくださる企業などお問い合わせください。

能登の人同士が支え合い、応援してもらえる未来づくりを―能登復興ネットワーク 森山奈美さん

森山 : 能登復興ネットワーク(10月1日より一般社団法人化)では、震災の翌日に活動を立ち上げて以来、地域外からの人材派遣、現地のニーズと支援活動の調整・コーディネート、ボランティア拠点運営サポート、情報共有会議の開催などを行ってきました。現在、NPO法人エティックの右腕プログラムを引き継ぐ形ですでに何件かコーディネートを進めています。

 

輪島市三井地区を拠点としたのと復耕ラボでは、まずは1ヶ月ほど、ボランティアセンターとして稼働することが決まっています。ボランティアコーディネートを担える方は、のと復耕ラボまでお問い合わせください。代表の山本さんも一言お願いします。

 

山本さん(右から4番目)と共に活動する仲間たち

 

山本 : 僕自身、東京からの移住者として、輪島市の空き家を借りて暮らしをつくってきた人間として、民家自体がなくなってしまうことで能登に移住者が来なくなってしまうのではないかと心配しています。でも一方では、右腕プロジェクトで各地から派遣され、一緒に活動をしてくれているメンバーには、「ここに住み続けたい」と言ってくれる人もいます。

 

「どうすれば、住みたいと言ってくれる人たちが住み続けられる場所を作っていけるのか」、同時に考える必要があると思うと、今後の一つの課題として向き合う必要性を感じています。でも、実はこれはチャンスでもあるのではないかとも思っています。被災地は課題が山積しやすい場所だと考えると、課題解決というチャレンジに取り組む機会だとも思えるのです。ぜひ地域外の方たちも、この能登で一緒にチャレンジに向かって動いてくださるとうれしいです。

 

森山 : 私は、能登の人たちの心が離れていくことを少し心配しています。今だからこそ、目の前の仕事に懸命に取り組むことも必要です。ただ、能登の人同士が支え合い、地域の外の人たちからも応援してもらえる地域、そうやって応援してもらえるからこそ、地域の未来、故郷の未来を示していけるような復興を成し遂げられればと願っています。

 

あの大地震から9ヵ月。未来に向けていろいろなプロジェクトが動き始めた中で、また緊急期に戻った状態ではありますが、いろいろな形で能登の未来づくりに長く関わってくださるとうれしいです。

 

 


 

能登での新しい活動報告をリアルタイムで更新中です。ぜひご覧ください。

>> 能登復興ネットワーク(いやさか) Facebook

>> のと復耕ラボ Facebook

 


 

NPO法人ETIC.では、能登半島豪雨のための緊急ボランティア募集を行っています。

 

■実施概要

・日程 : 12月14日(土)-15日(日)

・集合場所 : のと鉄道 穴水駅

・集合時間 : 毎週土曜日 8:00

・主な活動場所(想定): 能登町等

・宿泊場所 : 能登町内のお寺など室内で調整中(個室ではありません)

・費用 : 宿泊施設1日あたり3,000円/人

・応募締切 : 12月11日(水) 〆切

・募集人数 : 6名まで(先着順)

・申し込み方法 : 以下のボランティアガイドを事前にご確認の上、​​所定のフォームからお申し込みください。

https://www3.etic.or.jp/e/633821/wlSKQKap7YJPE-edit-usp-sharing/rxkz7/1073821443/h/sI6XjzqZMEQpqUlA-B53Vzbf26yzlkQNEBqm7ICidcA

 

※今回の緊急ボランティア募集は、ETIC.がこれまでご縁を頂いた方々へのご支援を中心とした、民間団体としての取り組みです。

 

【問い合わせ先】NPO法人ETIC.(担当:森本、鶴ヶ野、瀬沼)

こちらのフォームよりお問い合わせください。

 


 

■ご寄付のお願い

今回のような取り組みを今後も推進していくため、ご寄付でのご支援も引き続き受け付けています。ぜひ一人でも多くの方が能登に心を寄せていただけることを願っています。

>> SSF災害支援基金プロジェクト 能登半島地震緊急支援寄付

 

■発災後半年間の活動報告書はこちらからご覧いただけます。

>>「能登半島地震復興支援 活動報告(2024.1.1-6.30)」を公開しました

 


 

フルタイムスタッフとして能登地方で支援活動推進に携わることにご関心ある方はこちらをご覧ください。

>> DRIVEキャリア「復興を支え、能登の未来をつくる仕事」

 

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たかなし まき

愛媛県生まれ。松山東雲短期大学英文科を卒業後、企業勤務を経て上京。業界紙記者、海外ガイドブック編集、美容誌編集を経てフリーランスへ。子育て、働く女性をテーマに企画・取材・執筆する中、2011年、東日本大震災後に参画した「東京里帰りプロジェクト」広報チームをきっかけにNPO法人ETIC.の仕事に携わるように。現在はDRIVEキャリア事務局、DRIVE編集部を通して、社会をよりよくするために活動する方々をかげながら応援しつつフリーライターとしても活動中。いろいろな人と関わりながら新しい発見をすること、わくわくすること、伝えることが好き。