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#社会・公共

認知度ナンバーワンは「日本ブラインドサッカー協会」ソーシャルビジネス・社会起業家に関する若者認知度調査 2014

2015.03.16 

昨年に引き続きNPO法人ETIC.は、これからソーシャルビジネスの担い手となるであろう20代・30代を対象に、「ソーシャルビジネス」・「社会起業家」という言葉や、個別ソーシャルビジネスの認知度や認知経路等について、インターネット調査を実施しました。 /4771

提供:日本ブラインドサッカー協会

本調査は、株式会社セレス(所在地:東京都港区、代表取締役社長・都木聡さん、以下セレス)の協力を得て、同社が運営するポイントサイト・モッピーの登録者から抽出した、全国の20代・30代の男女1,020名を対象としています。 < 調査結果の要約 >

  1. 「ソーシャルビジネス」または「社会起業家」という言葉を聞いたことがある20代・30代は6割を超えている。また、全体の6%は「詳しく知っている」と答えている。
  2. 認知者のうち、57.5%が「ソーシャルビジネス」、「社会起業家」という言葉をテレビ経由で、39.8%がニュースサイト経由で認知している。
  3. 20代・30代の若者の間で最も認知度が高かったのは、「日本ブラインドサッカー協会」。

< 調査方法 > 調査方法:インターネットによる調査 調査対象:全国の20代・30代の男女1,020名(セレスが運営するポイントサイト・モッピー登録者から抽出) 対象者構成:男性20代254名、30代250名、女性20代259名、30代257名 調査時期:2015年1月15日(木) - 22日(木) 実施機関:NPO法人ETIC. アンケート実施協力:株式会社セレス? 集計・分析協力:宮本裕子?

1. 「ソーシャルビジネス」または「社会起業家」という言葉を聞いたことがある20代・30代は6割を超えている。また、全回答者の6%が「詳しく知っている」と答えている。

問: 「ソーシャルビジネス」または「社会起業家」という言葉を知っていますか。

「ソーシャルビジネス」・「社会起業家」の認知度(n=1,020)

「ソーシャルビジネス」・「社会起業家」の認知度(n=1,020)

  • 「ソーシャルビジネス」または「社会起業家」という言葉を聞いたことがある20代・30代は6割を超えている。また、全体の6%は詳しく知っていると答えている。
  • 2013年の結果は、「詳しく知っている」が7%、「聞いたことがある程度」は57%となっており、2014年はわずかに認知度が低くなっている。
  • 女性よりも男性の方が「内容まで詳しく知っている」割合が高い。世代間では、男性20代と30代の間で、9%の差があった。女性では世代間の差はみられなかった。

2. 認知者のうち、57.5%が「ソーシャルビジネス」、「社会起業家」という言葉をテレビ経由で、39.8%がニュースサイト経由で認知している。

問: 「ソーシャルビジネス」、「社会起業家」をどういった経路で知りましたか。(複数回答、集計ベースは前問で「内容まで詳しく知っている」または「聞いたことがある程度」を選んだ回答者)

「ソーシャルビジネス」・「社会起業家」の認知経路(n=638)

「ソーシャルビジネス」・「社会起業家」の認知経路(n=638)

  • 20代・30代の若者のうち、58%が「ソーシャルビジネス」、「社会起業家」という言葉をテレビ経由で、40%がニュースサイト経由で認知している。
  • テレビ・ニュースサイトに続く認知経路としては、雑誌(16%)や新聞(15%)が挙げられており、Facebook(8%)や、友人・知人(6%)、Twitter(8%)が続く。
  • 世代間で顕著な違いが現れたものとして「学校の授業」がある。男女ともに30代では回答がほとんど見られなかったのに対し、男性20代で7%、女性20代で5%が回答している。

3. 20代・30代の若者の間で最も認知度が高かったのは、「日本ブラインドサッカー協会」。

問:リストの団体・企業の中で、ご存じのものを全てお答えください。(30事業者のリストから複数回答)

ソーシャルビジネス認知度ランキング(n=1,020)

No.事業者認識率前年度
1日本ブラインドサッカー協会6.6%→ 1
2大地を守る会4.2%↑ 6
3エイズ孤児支援NGO・PLAS3.5%↓ 2
4ビッグイシュー日本3.3%↑ 10
5ココ・ファーム・ワイナリー2.5%↑ 6
6NPO法人かものはしプロジェクト2.3%↓ 4
7グラミン銀行(Grameen bank)1.9%↑ -
8NPO法人フローレンス1.7%↑ -
9株式会社スワン1.4%↓ 5
10NPO法人ティーチ・フォー・ジャパン1.3%↑ -
  • 20代・30代の若者の間で最も認知度が高かったのは、「日本ブラインドサッカー協会」の6.6%であった
  • 以下、「大地を守る会」の4.2%、「エイズ孤児支援NGO・PLAS」の3.5%と続く。

※本調査に用いた事業者のリストは、経済産業省、日本経済新聞社等による社会起業家特集記事を参考に作成。

NPO法人ETIC.による調査レポート

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石川 孔明

1983年生まれ、愛知県吉良町(現西尾市)出身。アラスカにて卓球と狩猟に励み、その後、学業の傍ら海苔網や漁網を販売する事業を立ち上げる。その後、テキサスやスペインでの丁稚奉公期間を経て、2010年よりリサーチ担当としてNPO法人ETIC.に参画。企業や社会起業家が取り組む課題の調査やインパクト評価、政策提言支援等に取り組む。2011年、世界経済フォーラムによりグローバル・シェーパーズ・コミュニティに選出。出汁とオリーブ(樹木)とお茶と自然を愛する。

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