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社会政策ニュースクリップ~2016年5月2週版~

2016.05.13 

今週の話題は、「新しい働き方」。

グーグルサイトより

「womenwill Japan」サイトトップより

ロボットが雇用奪う?「自分の職は大丈夫」8割=米調査

http://jp.wsj.com/articles/SB11901099142879894403204581592251677197700

先日、人工知能の「アルファ碁」が、世界最強の棋士のひとりを4勝1敗で打ち負かしました。将棋、囲碁、そしていずれは短編小説までも書けるようになるかもしれないというAIの進歩、おそるべし。人類を超えた知性や技術力を持ったAIやロボットが、いずれ人間の仕事を奪うかもしれない、という話題が増えてきています。 この記事で取り上げられた調査では、自分の仕事が50年後も今の形で「絶対に」存在すると予想した労働者は全体の3分の1。

いっぽう、政府や教育、NPOに関わる仕事に就いている人は、うち85%が「その不安を感じない」と答えているのだそう。仕事内容や働き方によっては、AIやロボットに仕事を明け渡さないでいられるかもしれません。今までの働き方を見直してみるチャンスですね。

AI・ロボット活用しないと30年の雇用735万人減 経産省試算

http://www.nikkei.com/article/DGXMZO00153800X20C16A4I00000/

いっぽうで、経産省の試算によると、AIやロボットなどの技術革新をうまく取り込まないと、2030年度には大幅な雇用減が発生するとのこと。雇用が増えるとされているのは、たとえばAIでは代替できない高度なコンサルティングを伴う営業・販売職。スーパーのレジ係などの営業・販売職はロボットに代替されるとして、60万人以上の雇用減。AIやロボットが今後ますます社会の中に入ってくることは避けられないので、働く私たちは変化に対応できるようにしたいところです。

消費者庁長官ら 徳島で勤務の実証実験始める

https://www.youtube.com/watch?v=lWCxI8-_lBg

日本政府が「新しい働き方」の実験に乗り出しました。地理的に中央から離れていても、ITを使えば仕事をこなせることが実証されれば、これまで以上に地方での働き方への可能性が広がります。

グーグル 育休からの復職支援を呼びかけ

https://www.womenwill.com/japan/

大手IT企業のグーグルは、子育てと仕事を両立する「働き方」のアイディアを募集し、5000件もの案が寄せられました。賛同する52社がそれぞれユニークな「育休からの復職」を支援する試みを打ち出し、4月から順次実現されていくことになりました。 先だって話題になった「保育園に入れない」問題も、「働き方」がテーマでした。匿名ブログから始まった声は大きな波紋を呼び、ついに首相が「待機児童解消に向けて万全を期す」と決意を表明しました。具体的な政策はこれからですが、子供を育てながら働く働き方を後押ししてくれる政策が生まれることを期待します。 来週もお楽しみに!

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