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コロナ禍でどう事業をオンライン化する?企業・NPOの対応についての記事まとめ

2021.01.29 

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GuHyeok JeongによるPixabayからの画像

 

当メディア「DRIVE」は、人が行動するきっかけをつくるウェブメディアです──

 

運営するNPO法人ETIC.(エティック)には、新たな挑戦に奮闘する起業家のストーリー、地方で始まっているユニークなビジネス、ソーシャルセクターの現場のノウハウの数々など、多くの情報が日々集まってきます。

 

それらはきっと、“すでに行動を始めている方、「いつかなにかやってみたい」という方の背中を押してくれるはず”と願いを込めて、コンテンツをお届けしています。そのスタンスはコロナ禍でもまったく変わりません。

 

さて本記事では、昨年公開したものの中から、「オンライン」というキーワードで集めた12本のDRIVE記事を紹介。

 

コロナ禍で物理的な距離をとらざるを得ない中、事業や取り組みをどのように変化させていったのでしょうか──公開日順で並べていますので、2020年を振り返りながら、みなさんの新たな気づきやアクションに繋がると嬉しいです。

 

【1】ピンチな時こそアントレプレナーシップを!起業家たちの新型コロナウイルス対応から学べること

 

コロナ禍にいち早く対応した起業家たちの取り組みを紹介した記事です。

 

公開日が昨年4月1日で、緊急事態宣言 1回目の発出が4月7日だったことを考えると、起業家たちの取り組みがいかに迅速だったかが伺えます。オンラインという切り口では以下について取り上げています。

 

  • 認定特定非営利活動法人カタリバ : 「カタリバオンライン」の提供開始
  • 株式会社a.school : オンライン学習支援
  • ライフイズテック株式会社 : 中学生・高校生向け IT・プログラミング教育サービス

 

混沌とした状況での素早い対応から学べることは多々あります。

 

 

【2】地域の旬なものを届けながら、時間の使い方も提案したい 〜「#旅するおうち時間」プロジェクト発案者 株式会社日添・日野正基さん〜

 

2020年の緊急事態宣言下で、地域の飲食業や観光業も困難な状況に直面する中、「おうちにいながら、旅する気分を味わえる」体験を生み出すプロジェクトが誕生。6地域から日替わりで「おうち時間のおくりもの」が届くというものです。

 

「おくり主の地域の人たちと話ができるライブ配信」というコンテンツも用意され、自宅にいながらも各地域の人々と仲良くなれる仕掛けもありました。

 

“このような大変な状況だからこそみんなで頑張りたい”と語った日野さんの想いとアクションは、今でも参考になります。

 

 

【3】「コロナの前には戻らない。新しい、楽しい支援を創造したい。」障害福祉サービスを完全オンライン化したKaienの1カ月

 

“圧巻のスピードだった。”

 

その一言から始まるこの記事では、タイトルの通り、1ヶ月足らずで障害福祉サービスを完全オンライン化した株式会社Kaien(カイエン)・代表取締役の鈴木慶太さんへのインタビューの様子が掲載されています。

 

“今もずっと考えているのは「コロナ共存時代に、発達障害のある人たちがどうしたら今よりもっと活躍できるだろう?」ということ”と語る鈴木さんは、一体どのようにして完全オンライン化していったのでしょうか──

 

 

【4】コロナ禍でNPOは事業のオンライン化をどう進める?緊急「IT活用相談会」開催レポート

 

昨年5月に開催された「NPOのための事業変革とIT活用相談会」のレポート記事です。

 

ITスキルで社会を変えることを目指す、「STO(ソーシャル・テクノロジー・オフィサー)創出プロジェクト」が主催。さまざまな社会課題に取り組む非営利団体が、互いの現場の困りごとや解決策をオンラインで話し合いました。

 

コロナ禍でNPOは事業のオンライン化をどのように進めると良いのでしょうか──

 

 

【5】コロナ禍における、社会起業家の「今」と「これから」に迫る〜NPO法人ETIC.記者会見レポート

 

昨年7月にNPO法人ETIC.(エティック)が開催した記者会見のレポート記事です。

 

“現在や今後に向けては、83%の団体が、商品・サービスの開発など社会を進化させるアクションに取り組むと回答し、62%の団体が、オンラインに関連して事業展開をしていきたいという回答があったことが特徴的でした。”と記者会見で発表があったように、「オンライン」というキーワードはやはり重要なようです。

 

社会起業家・リーダー7名も登壇しており、具体的な事例もお読みいただけます。

 

 

【6】テレワークならぬ「寺ワーク」にオンライン宿坊…次世代のお寺の形を創る、シェアウィング佐藤さんの挑戦

 

寺ワーク!?オンライン宿坊!?

 

タイトルだけでも、なんだか興味が湧いてきませんか?

 

ここではあえて、多くを語るのを控えたいと思います。

 

今みなさんの中にも芽生えた(であろう)好奇心そのままに、ぜひお楽しみください。

 

 

【7】オンラインインターンで全国各地とつながる〜「地域ベンチャー留学オンライン」参加者の声

 

全面オンライン化したインターンシップ・プログラムについての取材記事です。

 

コロナ禍で、働き方が変わったのは社会人だけではありません。インターンシップもその影響を受けています。記事ではオンラインインターン参加学生の声も掲載されています。

 

オンラインで働くことが当たり前になりつつある今、大学生は何を感じているのでしょうか──

 

 

【8】コロナ禍の緊急対応の中で生まれた、新たなつながり。音楽を通じて子どもの自己肯定感を高める「ツナガリMusic Lab.」武藤さん

 

発達障害のある子を対象にした音楽教室「ツナガリMusic Lab.」では、緊急事態宣言 1回目が発出された昨年4月から、対面レッスンをオンラインに切り替えたり、発達相談のプログラムをオンラインで提供したりと、新しい取り組みに着手しました。

 

そんな「ツナガリMusic Lab.」代表の武藤紗貴子さんへの取材記事です。コロナ禍で新たなことを行なう上で、一体どのようなことを考えていたのでしょうか──

 

 

【9】地方の観光がテクノロジーで変わる。アソビュー株式会社が語る、コロナ禍が加速させるレジャー業界のDX

 

遊びの予約サイト「アソビュー !」運営など、レジャー産業のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進、各地域と連携したDMO支援も進めているアソビュー株式会社・代表取締役の山野智久さん、 執行役員兼アソビュー総研所長の内田有映さんへの取材記事です。

 

コロナ禍で大きな転換を迫られている観光業界と観光地。創業10年目のベンチャー企業はいま、どのような未来を描いているのでしょうか──

 

 

【10】コロナ禍で変わるビジネス・コミュニケーション。「データで語る」社会でSansanが目指すものとは?データ統括部門センター長、常樂さんに聞く

 

クラウド名刺管理サービスで80%以上のシェアを誇るSansan株式会社の創業者メンバーの一人、常樂諭(じょうらく・さとる)さんへの取材記事。

 

「出会いからイノベーションを生み出す」を企業としてのミッションに掲げ、“私たちの事業は単なる名刺管理にとどまりません”と語る常樂さん。コロナ禍でニーズが急増したというオンラインでの名刺交換機能やデータ活用など、多岐に渡ってお話を伺いました。

 

 

【11】孤育てをなくしたい、オンラインでママを支える助産師の想い

 

「世界のいつどこにいても安心して妊娠出産育児できる社会」の実現を目指し、助産師のサポートをオンラインで気軽に受けられるサービスを展開している「じょさんしonline」。

 

代表の杉浦加菜子さんにインタビュー。コロナ禍において、妊産婦さんのために起こした行動、また妊産婦さんたちへの想いについてお話を伺いました。

 

 

【12】0歳ママに無料で提供 自信と笑顔を取り戻す産後ケア

 

エクササイズと対話を中心にした独自のメソッドで、産後のセルフケアを提供している「マドレボニータ」。1998年の発足から20年以上に渡って、女性の産後の社会復帰に寄り添い、調査研究にも力を入れている団体です。

 

コロナによって、対面の教室レッスンに人を集めることができなくなり、オンライン化へ。一体どのように対応し、どのように可能性が広がっているのでしょうか──

 

 

12本の記事を読み直して感じたこと──

 

私自身、コロナ禍で対面でのやりとりは激減し、取材含め多くのことがオンライン化の方向に加速しました。オンライン化について、ポジティブ/ネガティブ、メリット/デメリットなど、捉え方によって様々な解釈ができるかと思います。

 

その両面のバランス感覚が大事だと考えていますが、それでも少しでも、オンライン化の流れを柔軟に前向きに楽しんでいきたいと、この12本の記事を読み直して、改めてそのように感じました。

 

 

今回紹介した記事も含めて、コロナ禍で奮闘する経営者や自治体の現場の方へのインタビューも多数実施し、特集を組んでいます。あわせてぜひお読みください。

 

特集「経営者のあたまのなか」バナー画像

 

新型コロナウイルスは、私たちに新しい働き方・生活様式への転換を迫るだけでなく、人々の意識や世界観をも変えつつあります。先の見通せない激変する環境。経営者たちはどんな思いでこの状況を見つめているのでしょうか。本連載では、意外と語られていない「経営者のあたまのなか」を解剖していきます。

 

【特集】経営者のあたまのなか

 

 

特集「行政のあたまのなか」のバナー画像

 

あらゆる局面に深刻な影響を及ぼす一方で、新しい働き方や価値観をもたらすきっかけともなっている新型コロナウイルス。刻一刻と状況が変化する中で、先進的な自治体はどのようにコロナ禍と向き合い、アクションを起こしているのでしょうか。本連載では、意外と知ることの少ない、最前線で働く自治体職員の方々の「あたまのなか」に迫ります。 制作協力:ローカルベンチャー協議会

 

【特集】行政のあたまのなか

 

 

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

 

※本記事の掲載情報は、2021年1月現在のものです。

 

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Ryota Yasuda

1989年生まれ。早稲田大学スポーツ科学部卒業。執筆・編集する、アート作品をつくる、ハンドドリップでコーヒーを淹れる、DJする、など。「多趣味多才」をモットーに生きている。2015年よりETIC.参画(〜2023年5月末まで)。DRIVEでの執筆記事一覧 : https://drive.media/search-result?sw=Ryota+Yasuda

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