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「全校生徒、革命児」。イノベーターを育てる私塾・MAKERS UNIVERSITY 1期生の起業は約20団体に(THE DEMODAYレポート)

2016.11.14 1,488view 

「全校生徒、革命児」をキャッチコピーに、10年後の世界の主役になる未来のイノベーターを育てる私塾・「MAKERS UNIVERSITY」が生まれたのは2016年。仕事を創ることを通して若者を育てるこの学校には、ただ教えるだけの「先生」は存在しません。「変革と創造」の最前線で戦う、現役バリバリの起業家の先輩方が、自らも事業に挑みながら、師匠として、メンターとして、全力で若者の挑戦を支えます。

そんな、大学生たちと起業家たちの8か月の集大成である、第1期生の最終プレゼン「THE DEMO DAY」が、11月13日(日)渋谷ヒカリエにて行われました! MAKERS UNIVERSITY(以下、MU)で学んだ8か月、大学生たちはどんな成長をとげたのでしょうか。 Makers-3

インターネット、国際協力、ローカルビジネス、教育、フィンテック、テクノロジー。6つの分野で事業が誕生

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難民の方たちが、自分の可能性を200%発揮できる社会に

渡部さん NPO法人クロスフィールズ共同創業者・代表理事の小沼大地さんのゼミからは、渡部清花さん(東京大学大学院)。大学時代は、バングラディシュで先住民族の子どもたちへ向けての教育支援をしていました。帰国後大学院に入学し、上京して出会ったのが、日本にいた難民の人たち。

設立したWELgeeは、「“Welcome refugees”難民の人たちも歓迎できる社会へ」を目指した、難民のホームステイ事業です。 Makers-12 「みなさん、想像してみていただけますか? 仕事もない、お金もない、教育も受けられない、友だちもない状況になったら」。それが、難民として日本にきた人たちの現実だと語った渡部さんは、日本で難民申請中の友人の言葉を紹介します。

「家族にも会えない、仕事もない。お金もないから栄養のある食事もとれない。月曜から月曜まで家にいるだけ。日本政府は仕事を探せと言う。そんなこと分かってるんだ。でも難民に、どんな会社が仕事をくれるの? 今週、何百人も殺されている僕の故郷にも帰れない。だからといって、日本を去ることもできない」

日本に逃れてきた難民の方たちは、社会的にも経済的にも精神的にも八方塞がり。渡部さんは、そんな難民の方たちが、自分の可能性を200%発揮できる社会にすると決意しました。

「小沼さんのゼミに入った理由は、『一方的な支援じゃない、お互いが学び合うモデルを』をという言葉。3月、まずは徹底調査からはじまりました。ゼミの最初、『想いだけ話していて、全然伝わらない』と小沼さんに言われた言葉が悔しかったです。でも実際そうだったのかもしれません。誰が困っているのか名前もあげられなかった。そうして、難民100人インタビューを続けることで“難民の人たち”が“●●さん”になっていきました」

彼らが日本社会で孤立していることに気づいた渡部さん。彼らが、貧しくてかわいそうで何もできない「難民の人」でないことにも気づきました。そうして始まったのが、難民の第2の人生の扉をひらく“難民ホームステイ”事業です。

「この事業を通して、難民の『支援者』から『仲間』になりました。もう後には戻れない、ってことかもしれませんMakers-13 メンターである小沼さんは、こう語ります。

「僕がゼミ生、そしてこの場にいる皆さんに伝えたいことは、『覚悟を持って事業に取り組み、自分のやりたいこと、サービスを届けたい受益者の方に真摯に誠実に向き合って欲しい』ということです。 自分自身、事業を始めて5年がたちますが、まあ楽じゃない世界です。広がっていけば広がっていくほど、大変なことも増えるし、自分ができていないことに苦しむことも多い。学生という、ある意味インプットを受けて『自分はこれがやりたい!』と思えばいいステージから事業家になるということは、誰かに対してきちんと価値を出していくということであり、社会から本当に価値がある存在なのかを問われることでもあります。そのことに向き合ったとき、覚悟を持てるかということが、一番大事なことだと感じています。そしてその覚悟があれば、つらい局面でも仲間たちと助け合って、社会に対して本当にいい影響を与えていけるのではないかなと思っています」

神社・お寺版食べログサービス「ホトカミ」で、未来の寺社のあり方をつくる

吉田くん ピクスタ株式会社・代表取締役の古俣大介さんのゼミで学んだ吉田亮くん(東京大学)。吉田くんは、株式会社DO THE SAMURAIを設立。 Makers-14 「1年前、僕は侍でした」。そんな印象的な言葉と、立派な着物で現れた吉田くん。幼いころ、ドラマ「利家とまつ」で歴史が好きになり、前田利家の子孫の城跡という理由だけで東京大学に入学したくらいだったそう。4年前まではバンドマンとして武道館を目指していたけれど、幕末の本に書いてあった「志という字は、侍の心と書いて志と読む。志というのは、世のため人のために何かをするのだ」という一文に感銘を受け、人の役に立ちたいと思うように。そこから、「一人ひとりが、日本の文化・歴史に誇りを持ち、発信できる外交官に」という想いで、歴史ツアー・イベント・インバウンドを行う個人事業を始めました。MUに参加したのは、この事業を個人から会社の事業にするためだったと語ります。

「実現したい未来があるのに、うまくいかずフラストレーションが溜まっていました。日本の文化が好きで、一緒に働きたいという新卒の子と出会っても、そんなに仕事がない。そもそも、このペースで目の前の仕事をこなしていても、ビジョンの実現にはほど遠い。それは、やっていたことが個人事業の延長線上だったからです。だから、これまでの仕事を一度すべてやめました。2か月で500個以上の方法・アイディアを考え、ようやく、これだ!という方向性と覚悟を決め、神社・お寺版食べログサービス「ホトカミ」を始めました。

コンビニは全国に5万件。その3倍の15万件が、全国のお寺と神社の総数です。しかし、10年後、そのうちの3万件が消滅してしまいます。それと共に、その地域の文化や歴史も失われてしまいます。原因は家単位の収入が減っているから。いま必要とされているのは、個人との繋がりです。しかし、WEBページを持っているのは全体のわずか5%の2000件程度。情報を掲載していても、内容の理解が難しかったりもします。そこで、皆さんにホトカミを通して簡単にご利益や歴史などの魅力を知ってもらい、なんとなくではなく楽しみながらおまいりを体験してもらいます。そうすることで、『じゃあ今度は座禅をやってみようかな』などと、独自のアクティビティーに興味をもってもらえるのではないかと思っています。いま、14万件ほどの情報を集めてリリース準備中です。ただの神社やお寺のデータベースではなく、未来の神社・お寺のあり方をつくっていきたいと思っていますMakers-15 メンターの古俣さんは、こう語ります。

「吉田くんは壮大なビジョンがあって、現状の1+1=2 の活動だけでいいのかと、良し悪しではなく、彼のビジョンを実現するためにどうすればいいのかと突き詰めて話し合いました。インターネットを使えば、1+1=2ではなく、10,100,1000と世の中に大きな価値を生み出していけるかもしれないですが、これは非常にイバラの道でもあります。インターネットサービスはNo.1しか残りませんし、5年10年生き残るかわからない。そういった努力が必要だと葛藤があったのですが、最終的には100年残る事業がやりたいということで、このモデルになりました。ある意味では僕も一緒に考えてつくったモデルですので、責任を持って立ち上がるまで支援したいなと思っています」

デジタル時代だからこそできる、「至高の撮影体験」を

鈴木くん ANRI General Partner佐俣アンリさんのゼミからは、鈴木啓太さん(法政大学院)。クイックピジョン株式会社を設立。

「私は、メーカーズの開始時のプランから大きく事業内容を変えた数少ない一人です。今、めっちゃ楽しく、めっちゃすっきりした状態で新しいプランに挑戦できています。それはなぜか。理由は簡単で、自分が本当にやりたいこと・ワクワクすること、この二つを純粋に見つけられて、純粋に実行できているからですMakers-36 鈴木くんは、大学院の研究内容の一貫で救急活動を助けるオペレーターロボットをつくり、その事業が非常に上手くいっていたとのこと。ですが、次第にメンバー内で方向性がずれ、仲間がとうとう離脱。「そもそもこのプランは、自分にとってどんな意味があるのだろう」「自分はこのプランを全然楽しんでいないな」。そう思ってきたそうです。

「24年間生きてきて、こんなに悩んだことはありませんでした。まだ誰にも言っていなかったけど、一晩中泣いていた日もあります。なんでこんなことやってるんだろう? 就活したほうがよかったかな……本当にそんな気持ちになりました。でもこれを脱させてくれたのは、MUを中心に、ビジョンを掲げて楽しそうに挑戦している仲間たちの存在でした。そしてアットホームな雰囲気でむかえてくれる、アンリさん、アンリゼミの皆さん。これによって私は本当に救われました。

私が、アンリさんにもらった言葉で本当に好きな言葉を紹介します。“人生は偉大なるひまつぶしである。俺は誰のためでもなく、俺が楽しいから今この仕事をしている”。この言葉によって、自分が今まで周りから言われたこととか、いっさい気にしないで、自分が純粋にワクワクすること、これを単純にとことんやっていこうと思い直せました。いったん立ち止まって自分の声を聞けたこと、これが一番の学びであって収穫です」

鈴木くんは現在、デジタル時代だからこそできる、「至高の撮影体験」にチャレンジしています。スマホやカメラで簡単に撮影できる時代ですが、純粋に「目に見えた」風景を撮影するのではなく、アニメや映画からしか撮影できないような視点から、自分たちの体験を撮影できるようなサービスだそうです。

この体験は最高の記憶を生むことができますし、つまりは幸せを創り出せると本気で考えています。訪れた場所と人の間に、新しい記憶の繋がりを創り出していきたいです。 具体的には、誰でも簡単にスマートフォンからアクセスできるIoTカメラをつくって、テーマパークや観光地などに設置することによって、アニメや映画でしか表現できなかった視点からリアルに撮影します。例えば、ジブリの宮崎駿の世界に入れる…そんなことが、できるんです。2020年までに、スポット数2000以上設置して、幸せな撮影体験を1000万回以上提供することを目指しています」 Makers-38 メンターの佐俣さんは、こう語ります。

「僕はベンチャーキャピタルという仕事をしていて、皆さんくらいの年齢の若者に500万や1000万を投資をして、会社をつくり、8割くらい上手くいかない、2割くらい成功、そうするとMERYとかクラウドワークスみたいなものが生まれてくる、という仕事をしています。 世の中のために、人のためにって僕は大っ嫌いでして、とにかく自信を持って、自分がやりたいからやっているんだと言えることをやりなさいと話しました。自分と向き合って、自分が堂々としたいことをしろというのは、中々酷な話だなあと思ったのですが、社会のためにとか考えすぎると、自分が誰のために何のために生きているのかとか、誰のために仕事をしているのかとか、ぶれてくる。そして、自分が40〜50人くらいの起業家と創業から一緒にやってきて、プランが変わった人は30人くらいいます。おっさんでも大学生でも、それくらいはプランは変わるんですね。自分のためにやっているということを、とにかくやり続けることが大事かなと改めて思っています」

失敗が怖くて石橋をコツコツ叩いて1年かけて渡るくらいだったら、失敗覚悟で1日で渡りきる

斎藤くん ライフイズテック株式会社・代表取締役CEOの水野雄介さんのゼミからは、FULMA株式会社を設立した、齊藤涼太郎くん(慶應義塾大学)。北海道に住んでいた高校時代から、子どもたちにキャンプなどの体験をプレゼントするボランティア活動をしていて、「子どもたちはどうしたら喜んでくれるかな?」と考えることが大好きだったそう。そういった想いをかたちにするために、MUに参加しました。

「『僕は歩くと棒に当たる』んです。生まれも育ちももちろん日本なんですけど、自分の考えていることを上手に100%周囲に伝えることが全然できなくて、それにモヤモヤして、自分のことをもっと知りたいとゼミにも入らない予定だったのですが、事務局の方にすすめられてメンターの水野さんに会うことになりました。

水野さんの第一印象は、THE仕事ができる人。やばいな、全然想いを伝えられない、自分はロジックで撃沈させられるんじゃないかと思っていたのですが、僕の伝えた事業案に「なんかいけそうじゃん」と水野さんが一言くださって。このとき僕には、背中を押してもらいたい弱い自分がいて、そのタイミングで実際に事業をつくられている水野さんに言葉をいただけたことが、一歩踏み出すきっかけになったと思っていますMakers-23 そう語った齊藤くん。よし、最初は仲間集めだ!と歩みを進めました。けれど「歩くと棒に当たり」、一緒にやろうとしていた最初の仲間が、一人朝晩と関係なく頑張る齊藤くんの熱量に辛くなってしまい、2週間で離脱。仲間のことをしっかりとフォローできていなかったという学びを得て新しい仲間を得るも、広報の仕方で「歩くと棒に当たり」、1000枚刷ればよかったチラシを間違って1万枚刷ってしまったそう。雨の日も風の日もビラを配る毎日を送りました。とはいえ仲間は集まり、団体としては形も整いはじめ、いざ記念すべき第1回目のプログラムへ。しかしここでも「歩くと棒に当たり」、参加者は0名。ペットボトルに水とドライアイスを入れて爆発させるという、一見テロリストっぽい理科の実験に、会場の担当者からは「警察を呼ぶぞ、今すぐ出て行け」と本気で言われて、追い出されるなんて結果に。

「いろいろあったのですが、石橋をダッシュで渡るという学びを得ました。想いが言葉にならなくても、まずやってみて言葉にしていったりとか、仲間が集まらなくても、気になった色んな人に声をかけてみたり。広報の仕方も全然分からないのですが、まずやってみて違ったら、また変えていくとか。失敗が怖くて石橋をコツコツ叩いて1年かけて渡るくらいだったら、失敗覚悟で1日で渡りきって、365日それを繰り返す方がいいんじゃないかなということがMUで実感したことです︎。子どもたちが笑顔になってくれることが僕は本当に嬉しいので、これからも事業を続けていきたいと思っています」 Makers-24 メンターの水野さんはこう語ります。

「やりたい企画・実現したい未来を持っている人はたくさんいて、だけど大体の人が、まず仲間集めが難しいし、一歩踏み出すのが難しいし、自分のお金を使って起業するのも難しい。サービスをどうするのか、お客さんを集めるのも、お金をまわしていくのも難しい。でもそれは、つくりたい社会を実現するためのただの道なんです。失敗でも何でもないんです。それをどんどんすごいスピードで歩んでいるから、これは絶対成功すると思います。

大事なのはミッションだなと思っていて、『子どものやりたいを実現させる社会をつくる』という視点、僕にはないものでいいなあと思っています。子どもが何になりたいか、Youtuberになりたい、サッカー選手になりたい、色々あると思いますが、それだけを見てサービスをつくるということは、もしかしたら可能性がある。子どもにとって、自己肯定感を満たすことで成長することもあります。親の方を見なくてもいいから、本当に子どもだけを見て、これからも事業を続けていって欲しいなと思います。素晴らしいけれど、中々大変な半年間だったと思います。けれど、こんなのがずっと続くというか、それが楽しいというか。これからも頑張ってください!」

”クッキー”をイメージした財団。世界一透明なファッションブランドを!

黒越ゼミ 一般財団法人アントレプレナー支援財団・代表理事の黒越誠治さんのゼミからは、永嶺琢巳くん(東京大学)。株式会社TOPPINGを同じゼミ生の西元岳くん(電気電信大学)と設立しました。

「自分には何ができるのかって皆一生懸命考えるけれど、僕は何かができた(CAN)わけじゃなく、メーカーズで毎日DOしてきて、やっとCANができるようになりました。来週、キャンセル宿泊券のCtoC売買サービスのアプリをリリースします。宿泊券を売買できる、日本ではじめてのアプリです。

もう一つ、起業したい若者を支援するPledge財団をつくりました。この財団は、お菓子のクッキーをイメージしています。クッキーって、叩いたら割れますよね? このクッキーをどんどん割っていき、次の世代へ繋げていくことを僕らはしていきたいと思っています。つまり、僕らの財団が起業家に登記代を渡すことによって、その起業家が成功したら次の世代に登記代を渡すというような、恩送りのイノベーションを考えています」

このPledge財団は、同じゼミ生である中村暖くん(京都造形芸術大学)と設立しました。

中村くんは、透明なワニ革を開発して、そこからジュエリーコレクションとバックのコレクションをつくりました。自らのファッションブランドとして、株式会社DAN NAKAMURAを設立しています。中村くんのプレゼンは、なんとファッションショー! 透明なワニ革のバックに、透明なワニの鱗をイメージしたネックレスを身につけた女性たちがランウェイを歩きました。 Makers-19 Makers-18 メンターの黒越さんは、こう語ります。

「起業にはお金って結構必要で、けれどお金だけで解決できることって実は少なかったりするんです。お金と想いってどっちも重要で、お金って炎みたいなものだなあと思うんですね。いい炎の使い方をすれば、美味しい料理ができるけど、ダメな使い方をすれば身を焦がしたり周りに迷惑をかけたり、炎上したりする。学生の皆さんにも、そういう火の使い方を伝えたいなと思ってファイナンスゼミを開きました」

自分の成し遂げたい世界を果たすための、ビジネスモデル

実は黒越さんは、在学中に起業を目指すメンバー向けに、他のゼミとも掛け持ち可能な特別ゼミを開催。「クロコム」という名のゼミで、学生たちは何ともハードで(!)充実した時間を送っていたそう。 Makers-20 「5泊6日のハッカソンを皮切りに、毎月1泊2日の寝ずのハッカソンを合計300時間くらいしてきました。300時間というと、大学の44単位分くらいです。ずーっと寝ずにやることによって、起業家が感じること・起業家独自の悩みを皆でシェアできるようなコミュニティーをつくりました。その他も合計すると、のべ1000時間くらい来てくれました。一生助け合えるような起業家のコミュニティーになったら嬉しいなと思っています」

25名のクロコムメンバーの一人、小沼大地ゼミの渡部さんはこう語ります。

儲けたいから、がスタートではなく、それぞれにすごいこだわりがあって、そんなことお金になるの?まわせるの?という状態のものばっかりで始まったのが面白かったなと思っています。私自身、『起業』とか『ビジネス』っていう人が、お金儲け前提で考えている気がして最初は大嫌いで。ゼミも、登記のお金がいくらでという計算から始まって、『難民が困ってるのに、お金のことから入るって何なの!?』と思っていたけれど、クロコムでの学びを通してちゃんと稼いで事業を回していかないと持続可能にならないという気づきを得ました」 Makers-22 クロコム・代表の西元くんは、「クロコムでは想いをすごく大事にしているんですよ。例えばビジネスモデルがよくなくてあまり稼げないから、自分の成し遂げたい世界とはちょっと違うけど、新しいビジネスモデルをつくることはあまりやりません。ちゃんと自分の成し遂げたい世界を果たすためのビジネスモデルをつくることができました。0→1にチャレンジしたい2期生は、ぜひいらしてください!」と会場に声をかけました。

自分の“セクシー”を表現できる水着を!

山脇くん、小林さん 株式会社HASUNA・代表の白木夏子さんのゼミからは、小林花さん(早稲田大学)。

「FREAKUM DRESS〜気が狂うくらいイケてるドレスは誰にでも一枚ある!」という言葉を掲げて登場しました。

「ドレスって、高くてきれいなものじゃないと似合わないとか、体型に自信がないから着れないと思っていたりしませんか? それは、外側の基準に合わせているから。そうではなく、皆さん自身が自分の“セクシー”を表現して楽しんでいけるようなブランドをつくろうと思いました」

そんな小林さんのプレゼンは、中村くんに続きファッションショー。それぞれの体型を美しく見せるようにつくられた、一人ひとり違ったデザインの黒の水着を身にまとった男女が、ランウェイでダンスすることで全身の美しさを表現しました。 Makers-29 Makers-31 メンターの白木さんは、こう語ります。

「とにかく自分のやりたいこと、ワクワクしてたまらない、腹の底から好きでたまらないことを確認してから、事業はスタートします。私たちのゼミでは、10年後の自分の姿を考えて、その姿を皆で共有することから始めました。そこからビジネスモデルの分析を一人ひとり進めていったんです。相互の学び合いで学んだことはたくさんありますが、原点として“自分は何が好きなのか”を大事にしていってほしいと思っています」 Makers-32

「共に挑み、共に学ぶ」。教える・教わるの関係性をこえるMAKERS UNIVERSITYという学びの場

MAKERS UNIVERSITYのプロジェクト担当であるNPO法人ETIC.の内野博礼は、MUの第1期をこう語ります。

「学生たちの事業ですが、完成度としては当然かなり不完全です。世の中を変える可能性はまったく未知数。けれど、共通しているのは、世の中の常識とかレールとかからちょっとはずれて、自分が信じる道を試行錯誤して、迷いながらも前に進もうとしているメンバーだということ。MUは、「つくる人を、つくる」「全校生徒、革命児」「まだ誰も見たこともない未来を」というコンセプトに共感した大学生が集ってくれました。

2月の1か月は、塾生たちがほぼ缶詰になって、総勢25名の起業家の先輩方の話に耳を傾けつつ、集まった仲間と共に「自分は何者なのか」「何を成し遂げたい人間なのか」「本当に大切にしたいものは何なのか」と自分自身と向き合い、仲間と問い合い、理解を深めていきました。まさに、同志としての仲間の関係が生まれたのではと思っています。

4月に入ってからは、それぞれが起業家の右腕や起業家として、実践へ向かいました。その孤独な戦いを支えていただいたのは、11名のメンターの皆さんです。『共に挑み、共に学ぶ』ということをMUでは大切にしているのですが、教える・教わるの関係性を超えた関係性がメンターと塾生の間に生まれたのではと思っていますMakers-8

MAKERS UNIVERSITYでは、2期生を募集しています!

約20もの団体が生まれたMAKERS UNIVERSITYですが、起業という目に見える成果だけでなく、多くの学生が語った共通のキーワードがあります。それは、「自分の好きなことは何か」「自分が心底ワクワクすることは何なのか」と、これからを生きる本質的な軸を見つめ、信頼でき助け合える仲間を得られたということ。

そんなMAKERS UNIVERSITYは、第2期生を募集中です。応募期日は11月30日(水)22:00。スタートしたばかり、まだまだ未知数の学びの場ですが、だからこその自由な挑戦の風土があります。学生のうちに社会で挑戦したいと考えている若者たちは、ぜひ扉を叩いてみてください! MAKERS UNIVERSITY第2期生募集!

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NPO法人ETIC.のDRIVE事務局です。ワクワクドキドキする記事を皆さんにお届け出来るよう、日々駆けずり回っています。

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