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「無理だろ」が禁止の役場、岡山県に発見!
ローカルテーマからは、「役場でも、「無理だろ」は禁止--年間売上1億のベンチャー創出を目指す、西粟倉村の挑戦【Eターン@西粟倉 前編】」。
岡山県の最北東端、兵庫県・鳥取県と境を接する山間にある、西粟倉村。面積の約95%を山林が占める、人口1,500人ほどのこの小さな村で、地域に拠点を置くベンチャー企業、通称「ローカルベンチャー」が次々に生まれ、注目を集めています。“ローカルベンチャーのシリコンバレー”とも呼ばれるほど、多くのベンチャーが生まれ、Eターン(起業型移住)者も集まっている西粟倉村。その成功の背景にある、村役場の挑戦に迫った記事です。
「地域の『ムリムリムリ!』という意見は、『昔からこうしてきたから』という保守性が背景にあることがある。でも、かつては有効だったことが今有効だとは限らないですよね。だからローカルベンチャーを支援して『こうした方が面白いよね!』『便利だよね!』と、日々の行動で示すことで、徐々にマインドを変えていったんです。役場としても気づけば『西粟倉でのベンチャーって、いけるんじゃないか?』って空気が期待感と共に流れていました。」
平成生まれが「R65不動産」を立ち上げたそうで。
スタートアップからは、「平成生まれが仕掛ける、R65不動産!〜お年寄りが残した家と店子さんをつなげ、地域の縁側をつくる」。
賃貸住宅に住みたいと思っている高齢者の方が増えているのをご存知ですか? 持家があっても配偶者の方が亡くなって家が広くなりすぎたり、定年退職して住環境を変えたいという方が少なくありません。そうした高齢者の方々へ向けた賃貸情報サイト「R65不動産」の運営をスタートした平成2年生まれ、26歳の山本遼さんインタビュー記事です。
おかげさまで色んなご縁をいただいていますが、その反面、不動産屋的発想でオーナーさんが強くて入居者さんが弱いみたいな、ありがちな関係にならないための「倫理観」は常に試されているなと思います。単純にオーナーさんの利益だけを考えるのではなく、秋葉原の物件のように入居者さんの要望を取り入れてリフォームしたケースは非常に上手くいきました。倫理観を大切にすると、オーナーさんが資金をかけて、リスクを取らないといけないこともありますが、お金以外のところで入居者さんに返せることは何だろうっていうことを一緒に考えることが本当に大切なんです。
世界一透明なファッションブランドが、大学生から生まれました!
活躍する大学生からは、「世界一透明なファッションブランドDAN NAKAMURAを手がける21歳中村暖くんって?」。
現在大学4年生。先日、自分の名前を名付けたファッションブランド・株式会社DAN NAKAMURAを設立した中村暖くんインタビューです。学生だって、こんなに自由に社会に自分を表現していけるんだと、自然体で遊ぶように生きる中村くんから元気をもらうこと間違いなし!
こんなに、自分に一番近いモノだからこそ、それで誰かの日常を傷つけたくないということがあります。僕自身、おしゃれが好きだから、自分が買う服で誰かを傷つけちゃいけないと思っているし、自分が作る服やジュエリーも、誰かを傷つけてはいけないなと思っています。自分がカッコ良くなる行為と誰かが悲しくなる行為が結びついていたら、絶対に嫌だし!だから、生産者、作り手、買い手、どの立場からも、透明にしていきたいなと思っています。
女性の働き方を、自然体で仕事をつくる女性から学んでみる。
女性の働き方からは、「野性的に、わがままに。「いま、これが好き」が真実。「かぐれ」ブランドプランナー・渡辺敦子さん(前編)」。
表参道の裏路地にひっそりと佇む、天然素材と手仕事の店「かぐれ」ブランドプランナーをされていた渡辺敦子さんです。「かぐれ」が提案するオルタナティヴな暮らしは、たくさんの女性たちに自然体で自分らしい生き方のヒントを伝えています。そんな「かぐれ」を生み出し、2015年までブランドを成長させてきた渡辺さんご自身は、いったいどのような人生を歩んできたのでしょうか?
自分が“好き”とか“いいと思う”ってことが、絶対だと思っていたから。自分の好き嫌いって、根拠はいらないじゃないですか。「今、これが好き」という感覚。後で振り返ってみたら、もうそれは好きじゃないこともよくあるんですけど、「今こう思う」というのは絶対だと思っています。その感覚を信用していますし、それを見逃さないようにしています。
ベーシックインカムのパイロットプログラムを4年間実施した国から。
ワールドのテーマから、「1970年代のベーシックインカム社会実験、カナダ・マニトバ州の「ミンカム」の成功と失敗」。
世界各国でベーシックインカム導入について議論が進む中、かつて5年(実施期間は4年間)のパイロットプログラムを実施した自治体があります。それは、カナダのマニトバ州ドーフィンという小さな街。マニトバ州の5年間のパイロットプログラムの成果はどのようなものだったのでしょうか。結果的に、なぜベーシックインカムは導入されなかったのでしょうか。マニトバのパイロットプログラムの報告書からの示唆をお届けする記事です。
パイロットプログラムの結果、最も大きなインパクトがあったのが「入院期間の減少」でした。特に、メンタルヘルス、交通事故、傷害に関連する入院の大幅な減少がみられ、メンタルヘルスを診断する内科医との面談時間が減少したと報告されています。 教育については、Grade11-12(高校課程)への進級に大きな伸びが見られました。一方で、ベーシックインカム導入による「出生率の向上」、「家族関係の解消」はみられなかったと報告されています。
ソーシャルビジネスへの無償コンサルティングプログラムって?
経営・組織論のテーマから、「答えを探すのではなく創る—CSV時代のコンサルティングを全社で切り開くデロイト トーマツ コンサルティング」。
「100年先に続くバリューを、日本から。」を新たなスローガンに掲げたデロイト トーマツ コンサルティングが、2016年に非営利団体やソーシャルビジネスを対象に無償コンサルティングを開始することを発表しました。 そんな、「ソーシャル・イノベーション・パイオニア」プログラムと呼ばれる取り組みについて、同社入社前には国連で緒方貞子氏の補佐官を務め、2016年に同社CSR ・SDGs推進室長に就任された田瀬和夫氏、本プログラムを担当されるシニアマネジャー・小國泰弘氏にお話をうかがった記事です。
田瀬: ……例えば専門家は1〜2しか思いつかないけれど、コンサルタントが思いついた3〜20の中で正解が1つ2つあったら、それで事業は改善されていくんですね。こういった能力を、儲かるかということを超えて、経済社会・社会課題の解決に貢献するために使おうと生み出したのが今回のプログラムです。CSR、さらには、CSV(Creating Shared Value)の視点から言えば、そういった企業価値をどんどん創っていかないと、最終的に世界で日本経済の居場所がなくなってしまう状況ということもあります。欧米を中心にどんどん広まっていますが、SDGsにしても何にしても、社会課題を解決するようなビジネスモデル、あるいは産官学の連携をもっと進めていかないと日本がよくなりませんし、世界にも追いついていけなくなってしまうと感じています。
渋谷で出会える、心を裸にする暗闇対話。
ワークスタイルのテーマから、「何も見えない空間で、リーダーシップが見つかる?ダイアログ・イン・ザ・ダークで自分を見つめる“暗闇留学”を!」。
お化け屋敷じゃない、真っ暗闇のエンターテイメントが渋谷にあることをご存知でしょうか? 「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」と呼ばれるその会場には、目を開けていても閉じていても変わらない本物の暗闇の中に、芝生の広がる公園や小川、お茶やお菓子を楽しめるカフェがあります。世界中で広がる「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」を日本で展開する志村真介さん・季世恵さんにお話をうかがった記事になります。
季世恵:以前、本当に誰もが知っているような大企業の社長が1人でいらしたんです。そのとき知らない女子大生も一緒のチームで入られたんですけ ど、その女子大生の人たちが、その方に向かって、暗闇に入るときのニックネームで「⚫︎⚫︎ちゃんって、リーダーシップの力がすごくあるね」って言ったわけですね。……世界でも有名な社長だったんですけれど(笑)。そのあと、そのトップの方は、涙をぽろっとこぼしたんですよ。「嬉しかったんだ」っておっしゃっていて、会社では当たり前かもしれないけれど、若い人がそうやって言ってくれたのは違った意味でとっても勇気につながったって、すごくモチベーションが上がったっておっしゃっていましたね。
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