今年の上半期(2025/01/01〜2025/06/30)を振り返り、公開した51本の記事の中から、特に多くの方に読まれた10本をご紹介します。
今回は、北海道、青森県、岡山県、広島県、愛媛県、鹿児島県など、地域に焦点をあてた記事が多く並びました。
第1位 : 人口4,200人の町で9年間に10社の森林関連事業が誕生。北海道厚真町の森林ローカルベンチャーの未来──厚真町役場 宮久史さん
2025年上半期に注目を集めたのは、北海道厚真町(あつまちょう)役場の宮久史さんへのインタビュー。
「人は何のために生きるのか?」──母との会話をきっかけに林業の道を選んだ宮さん。
地域課題に向き合い、森の豊かさを活かした新しい町づくりに挑戦した結果、町内には魅力的なプレイヤーが増えています。
宮さんが中心となって策定に携わった、100年後の未来像を描くロードマップについても伺いました。
https://drive.media/posts/66153
第2位 : 地方へ移住し、夫婦で古民家カフェ・私設図書館を経営する長田さんが描く「暮らし観光」とは? ──合同会社コト暮らし 長田涼さん
東京から広島県の鞆の浦(とものうら)へ移住した長田涼さん。
キーワードは、 “やれることから始めてみよう”。
カフェ、古道具販売、私設図書館、銭湯スクールなど、夫婦で古民家を拠点に少しずつ多様な取り組みを広げ、暮らしの豊かさを積み重ねています。
現在は、「暮らし観光」をテーマとした鞆の浦の本を制作中です。
https://drive.media/posts/66328
第3位 : 行政職員の熱意が民間のユニークな人材の呼び込みにつながった。行政が仕掛け、民間が継承する中間支援組織の立ち上げ方──愛媛県久万高原町の事例
久万高原町(くまこうげんちょう)では、小さなアイデアや挑戦にも耳を傾け、しっかりと受け止めてくれる「拠点」が人と人をつなぎ、新たな価値を生み出しています。
行政職員と民間プレイヤーがどのように中間支援組織を立ち上げていったのか。
その立ち上げに携わった3名に、それぞれの視点からお話を伺いました。
https://drive.media/posts/66436
第4位 : 地域でいきいき働く若者を育てるプラットフォームをつくりたい 〜「地域ベンチャー就職」作戦会議〜 【チャレンジ・コミュニティ20周年記念(1)】
「地域コーディネーターサミット2024」の中で行われたトークセッションには、現役大学生をはじめ、地域コーディネーターや企業関係者など、さまざまな参加者が集まりました。
「どうすれば若者が地方に来やすくなるか」
「若者たちが当たり前のように地方を選ぶためにはどうすればいいか」
といったテーマのもと活発な意見交換が行われ、不安や疑問、地方の受け皿づくりといった具体的な課題が共有されました。
https://drive.media/posts/65978
第5位 : 居場所づくりと地域づくりの関係性について、世代やテーマによるギャップはあるのか?【居場所づくりは地域づくり(4)前編】
認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえとNPO法人エティックが主催した、全7回のオンラインセミナー「『居場所づくりは地域づくり』~地域と居場所の新しい関係性を目指して~」。
第4回では、第1回から第3回に参加した登壇者が一堂に会し、「居場所づくり」と「地域づくり」の関係性について、それぞれの経験をもとに現場で感じていることを語り合いました。
https://drive.media/posts/66059
第6位 :「おじいおばあと一緒に働ける事業を集落に」人口1,300人の西粟倉村で平飼い養鶏場を営む合同会社セリフ羽田知弘さん【経験者が語る「戦略的休学のススメ」(1)後編】
岡山県の高齢化が進む小さな地域で、新しい働き方や雇用、そして持続可能な暮らしに挑戦している羽田知弘さん。
地域に根ざした資源循環型の生産や、地元住民との関係づくりなど、自然にも地域にも配慮したモデルを確立しています。
休学を経て、「あのとき出会った人たちのおかげで、いつもセーフティネットを感じながら生きている」と羽田さんは語ります。ぜひ前編とあわせてご覧ください。
https://drive.media/posts/66254
第7位 : 同じ地域における居場所同士の軋轢が、地域づくりに与える影響は良い? 悪い?【居場所づくりは地域づくり(4)中編】
第4位の記事の中編です。
中編では「同じ地域における居場所同士の軋轢が、地域づくりに与える影響は良いのか悪いのか」というテーマで議論。
子育て支援、学童支援、10代の孤立解消、福祉など、それぞれの現場での実例を交えながら、地域における居場所づくりのより良いあり方を探ります。
https://drive.media/posts/66061
第8位 : 地域コーディネーターはなぜ必要? 地域の「起点」となる若手の「個」を活かす3つのポイント──株式会社バリューシフト 外和信哉さん
青森県八戸市(はちのへし)で、観光とまちづくりを掛け合わせた事業に取り組む外和信哉さん。
見守る・待つ・対話するという姿勢を大切にし、若い世代が自ら考えて動くプロセスに寄り添い、地域に新しい価値を生み出してきました。自治体職員と市民が垣根なく話し合える場づくりにも力を入れ、多様な人やアイデアが活かされる地域づくりを進めています。
https://drive.media/posts/66478
第9位 : 居場所は、居場所に来られない人たちにどう向き合うのか? 向き合えるのか?【居場所づくりは地域づくり(4)後編】
第4位の前編、第7位の中編に続く後編です。
後編では「居場所に来られない人たちにどう向き合うか」「地域づくりの文脈における居場所の意味や存在とは何か」といったテーマで議論が展開されました。
インターネット空間は居場所になり得るのかなど、現代ならではの問いにもご注目ください。
https://drive.media/posts/66063
第10位 : 「筋肉質なまちづくり」を目指す町長が旗振り役。他地域からの横展開で新たに中間支援組織を立ち上げた──鹿児島県錦江町の事例
鹿児島県錦江町(きんこうちょう)では、町長の熱意と外部人材の経験を活かし、行政と民間が一体となって地域づくりを進める仕組みづくりに挑戦しています。
「どんな場があれば、小さな幸せを感じられる地域になるのか」を考えながら、行政職員向けの研修や、多様な人材の交流を通じて、地域の未来を担う人材の育成にも力を入れています。
https://drive.media/posts/66447
2025年上半期のTOP10では、地域での事業創出や移住、若者の働き方、居場所づくりなど、社会の変化や人々のライフスタイルにまつわる記事が多く読まれました。
今後もDRIVEは、現場での新たなチャレンジや課題解決に向き合う人たちの声を、地域や分野を問わずお届けしていきます。これからもぜひご覧ください。
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